この記事は7月の尾瀬についての紹介です。
こんにちは、モカリーナです♬
夏が来れば 思い出す はるかな尾瀬 遠い空〜♬
尾瀬と聞けば「夏の思い出」を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか?
私も水芭蕉の花を考えながら、優雅な尾瀬の景色を思い浮かべていました。
観光地で湖畔の水辺に水芭蕉のお花〜ってね。
朝6時前に戸倉の駐車場に着くと駐車場にはたくさんの車が止まっていて、登山の服装や装備をした人達がいました。
湖畔にはすぐに行けないのかな?
そう、尾瀬は観光地といってもかなりの距離を歩くハイキングだったのです。
夏に咲くと思っていた水芭蕉の花は夏前(5月中旬〜6月中旬)に咲き終わっていました。
では7月の尾瀬はどんな風景なのでしょうか?
天気は雨でレインコートを羽織りながら散策しました。
水辺にはキンコウカの黄色い花が可愛らしく群生し、7月の尾瀬は黄色いニッコウキスゲの群集が美しく見所を迎えています。
水芭蕉の咲き終わった尾瀬は、緑が豊かで小花が咲いている清々しい場所でした。
湖畔のキンコウカの黄色い花が美しい尾瀬ヶ原【群馬県】
(2020年7月23日の記録です)
尾瀬は、福島県(南会津郡檜枝岐村)・新潟県(魚沼市)・群馬県(利根郡片品村)の3県にまたがる高地にある盆地状の高原であり、阿賀野川水系最大の支流只見川の源流域となっている。中心となる尾瀬ヶ原は約1万年前に形成されたと考えられる湿原である。尾瀬国立公園に指定され、日本百景に選定されている。
(Wikipedia より引用)
尾瀬にある施設
〈山小屋・休憩所〉
広大な尾瀬を日帰りで一周するのはとても難しく、すべての山小屋が事前予約制をとっています。
これは予約制でない時代に多くの登山者が詰めかけて収容人員をはるかに上回る事態となったため、また自然保護のための入山規制の意味合いもあります。
山小屋は軽食やら飲み物、記念品などを販売する売店として営業しています。
〈キャンプ指定地〉
キャンプは指定された3箇所(山の鼻、見晴、尾瀬沼東岸)で可能ですが、尾瀬沼野営場は尾瀬沼ヒュッテでの予約が必要。
〈公衆トイレ〉
公衆トイレは山小屋の設置されています。
使用料(1回100円程度、沼尻では200円)を入口の箱に入れて使用。
服装・持ち物
(レインコートとザックカバーを着用)
- 登山靴
- 長袖・ロングパンツ
- 雨具(上下)
- 速乾性の下着
尾瀬は長距離をハイキングすることになるので、履き慣れた靴、出来れば登山用が望ましいです。
山の天気は急に変わることもあり雨具は必要です。
- お弁当
- 飲み物(1人500mm×2本)
- 行動食(チョコ、アメなど)
- 日焼け止め
- サングラス(あると便利)
- 小銭(100円玉)
山小屋にも食べ物や飲み物は販売されていますが、用意していくのがベストです。
尾瀬のルート
尾瀬ヶ原までのルート
戸倉(乗合バス) →鳩待峠(3.8km) →山の鼻(2.2km) →尾瀬ヶ原
私は初心者コースを選びました。
尾瀬ヶ原はくるりと一周できるようになっていますが、足にマメが出来てしまい周りませんでした。
尾瀬ヶ原へ
牛首分岐(2.3km) 〜ヨッピ吊橋(1.5km) 〜竜宮(2.2km)
(ニッコウキスゲの花)
牛首分岐〜ヨッピ吊橋までの間には ニッコウキスゲ の黄色い花が、たくさん咲き乱れ見所を迎えています。
「ニッコウキスゲを見ないなんて勿体ない!」
と、すれ違う人に言われましたが足が痛くて断念しました。
駐車料金と乗り合いバス
戸倉での駐車場料金は1000円。
乗り合いバスの料金は片道1000円、往復2000円。
乗り合いバスは出発時間が決まっていますが、人数が集まると出発してします。(10名くらい)
約20分ほどで鳩待峠に着きました。
(帰りの乗り合いバスの場所)
帰りのバスの時間はパネルで記載されていますが、人数が集まると出発してくれます。
7月の尾瀬ハイキング
鳩待峠で乗り合いバスを降りるとすぐに、尾瀬入口があります。
雨天で雨足が強くなってきたので、鳩待村休憩所にて雨具を着用しました。
山小屋のトイレは使用料が100円、箱にチャリーンと入れてください。
石畳を進んで行きます!
道は整備されていますが、滑りやすいので登山靴がおススメです。
複線になった木道を歩いていきます。
尾瀬はツキノワグマも共存しています。
朝夕の薄暗い時に出没することがあるので、熊鈴が設置されています。鳴らしてみるとカーンとかなりいい音がします。
どんどん歩いていくと美しい湿原が現れてきました。
キンコウカの花
所々にある池堰には黄色い小さなお花たちが咲いています。
キンコウカの黄色いお花がたくさん咲いていて、とても美しい風景を醸し出していました。
尾瀬で出会った草花たち
尾瀬の7月の水芭蕉
葉っぱが大きく育った水芭蕉はハイキングコースで度々見かけました。
はじめはこれが水芭蕉とは分かりませんでした。水芭蕉はテレビで見る白いお花をしか知らなかったからです。
緑の葉っぱの中に咲いている白い花びらを付けた水芭蕉を見つけました。
白い花びらは仏炎苞といい、その中にある花序は緑色で太く大きく育っていました。
水芭蕉の純白の花が見られるのは5月中旬〜6月中旬頃です。
尾瀬といえば水芭蕉の花を思い浮かべますが、花の後の水芭蕉はこんな風に青々した葉っぱが大きくなるとは知りませんでした。
尾瀬は水芭蕉だけではなく、四季折々草花の美しい風景を楽しめる所でした。
まとめ
雨天のため観光ルートを変えて初日に尾瀬に行きました。
尾瀬を観光地のように思っていましたが、木道を長距離歩くので服装や装備は準備して行ってください。
私は足にまめができ尾瀬ヶ原を一周しませんでしたが、それでも16kmほど歩き歩数は23000歩を超えていました。
尾瀬ヶ原を一周すると20kmは軽く越えると思います。
尾瀬をゆっくりと楽しみたい方は事前に山小屋を予約して回るのもオススメです。
水芭蕉の花を楽しみたい方は5月〜6月、7月はニッコウキスゲが見所を迎えていオススメです。
7月の湖畔には黄色いお花、キンコウカが美しく咲いていました。それ以外の季節でも色々な草花の風景を楽しむことができます。
それでは次回また、モッチャリーナ(๑˃̵ᴗ˂̵)!
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
モカリーナより♡
モカリーナさん、おはようございます。
おかえりなさい。お疲れさまでした。
尾瀬はTwitterで、水芭蕉の後もお花が楽しめる事を知って、
へ~と思っていました。
可愛い素朴な花がいろいろ咲いているのですね。
テニスや登山で鍛えていても、長雨で足場が悪く大変だったでしょう。
ゆっくりお休みくださいね。
TOM (id:tom-oey)さん、こんにちは。
可憐な感じの水芭蕉の後は、葉っぱがあんなに大きくなるなんて思ってなくてとても驚きました。水芭蕉の花は見れなかったけれど、緑がとてもキレイでよかったです🌱
登山靴に薄い普段用の靴下を履いたために、中で足が踊ってしまいマメができました🥾
あと片道2キロ、往復4キロが歩けなくて、ニッコウキスゲの群生まで辿りつけませんでした。残念でしたが仕方ない〜(;ω;)💦