テント泊登山の服装や持ち物、食料品は?甲武信小屋の予約について【甲武信ヶ岳】

この記事は甲武信ヶ岳登山でのテント泊について書いています。

こんにちは、モカリーナです♬

登山をして山頂近くでテント泊ってなんだか憧れますよね✨

満天の星空に美しいご来光、テントの中で過ごすひととき、美味しいご飯。想像するだけでもワクワクします✨

でもテントサイトの申込みはどうしたらいいの?とか、何を持って行ったらいいの?申込みはどうしたらいい?荷物の重さは大丈夫かなって心配になりますよね。

私は日本百名山の1つの甲武信ヶ岳の山小屋のテントサイトで一泊しました。その時の様子をご紹介します。

この記事では甲武信小屋の予約やテントサイトのこと、テント泊の際の服装、持ち物、食料品、ご来光などについて書いています。

参考にしていただければ嬉しいです♬

テント泊登山の服装や持ち物、食料品は?甲武信小屋の予約について【甲武信ヶ岳】

山梨県と埼玉県、長野県の県境に位置する甲武信ヶ岳は毛木平からのピストンをすると日帰り登山ができます。

三宝山を登るルートは三宝山、武信白根山、大山のアップダウンをする長距離で、登山時間も6時間以上かかるので山小屋などで一泊する方がおすすめです。

山頂近くにある甲武信ヶ岳、毛木平から遅めの出発の際は十文字小屋で宿泊ができます。

私の行った登山ルート

  • 〈1日目〉毛木平→滑滝→千曲川信濃川水源地標→甲武信ヶ岳→甲武信小屋(テント泊)
  • 〈2日目〉甲武信小屋→三宝山→武信白岩山→大山→十文字峠→毛木平

甲武信ヶ岳登山はこちらの記事で詳しく書いていますので、合わせてご覧ください。

合わせて読みたい!

山頂から43座見渡せる甲武信岳登山!テント泊で三宝山〜大山〜十文字峠~毛木平へ【日本百名山】

山小屋の宿泊を予約する

宿泊は空きがある場合は宿泊ができることもありますが、事前に予約してください。

甲武信小屋

甲武信ヶ岳南東直下にある甲武信小屋。(予約希望)

甲武信小屋の営業情報
  • 電話 090-3337-8947
  • 営業 4月下旬〜11月下旬
  • テント泊あり

※空きがあれば事前予約してなくても宿泊できるかも。

甲武信小屋の宿泊についてはこちらをどうぞ→こちら

甲武信小屋の宿泊
  • 1泊3食つき 9,500円
  • 1泊2食つき 8,500円
  • 1泊素泊まり 5,500円
  • テント 1,000円 (2022年11月時点)

十文字小屋

十文字峠にある山小屋。(要予約)

十文字小屋の営業情報
  • 電話 090-1031-5352
  • 営業 4月下旬〜11月下旬、年末年始
  • テント泊あり

※山小屋の女将さんが基本1人で営業されているため、不在の場合もあるので事前予約が必要です。

テント泊の服装や持ち物、食料品

登山服時の服装

帽子・手袋・アンダーシャツ・アンダーパンツ・Tシャツ・登山用パンツ・長袖パーカー・登山靴・登山用カバン・ザック(約40ℓ)・ストック

持参した持ち物

ザック・テント・テント用マット・シェラフ・テント用ライト・ヘッドライト・タオル(雑巾)

夜間用の服(ダウン上・登山用フリース・長袖シャツ・登山防寒手袋・防寒帽子)・登山用レインコート上下

着替え(下着・アンダーシャツ・アンダーパンツ・Tシャツ)

ガスバーナー・クッカー・折り畳みテーブル・座布団用マット・割箸・スプーン・ナルゲンボトル・サバイバルナイフ・コップ

薬類(常備薬・虫刺され・バンドエイド・消毒液など)・濡れティッシュ・日焼け止め・化粧品(化粧落とし濡れティッシュ)・タオル・眼鏡(コンタクト)

※衣類、シェラフは圧縮袋に入れて圧縮、座布団用マットは1/2に切って1人分にしました。

モカリーナ
モカリーナ

私のリュックの重量は約8kg、主人Gさんは15kgでした。

Gさん
Gさん

テント・テント用マットコップはザックの外に吊るしました(太字)

今後持って行きたいもの

1、ダウンのパンツ→寒かったので、軽量で持ち運びやすいダウンのパンツが欲しくなりました。

2、スポーツサンダル→軽くてかさばらないもの。

私は靴紐を緩めて蝶々結びをしましたが、靴紐をかけるフックに反対側の紐が引っかかり足がロックオン!

テントサイトの段の所で派手に転んで5、6ヶ所打撲して、指がパンパンに腫れました。登山後は足が疲れているので、転けることが多くなります。サンダルが欲しくなりました。

持参した食料品(2人分)

アルファ化米(4個)・レトルトカレー(2)・レトルト味噌汁(4)・おにぎり(5)・行動食(羊羹・飴・タブレットなど)・粉末アクエリアス(2)・水(登山用)・アクエリアス500ml(4)・ちくわ・サラダチキンなど

※水は山小屋にて補充

  • 1日目(昼)おにぎり
  • 1日目(夜)カレー(アルファ化米+レトルトカレー)
  • 2日目(朝)おにぎり・ちくわ・お味噌汁
  • 2日目(昼)アルファ化米→(変更)十文字小屋にておでん、うどん

アルファ化米はわかめご飯やきのこ飯など味付きのものを持参しました。スプーンも付いています。

アルファ化米は長期保存ができるので非常食として、アウトドアに活躍できる優れものです。熱湯を入れると15分間、水で60分でご飯ができあがります。

そのまま食べても美味しく食べれますが、レトルトカレーをかけて食べると更に美味しくなりました。

山小屋の水を使用したのでアルファ化米のレトルト食品は重さも軽減できます。また塩分補給もできるのでアルファ化米のカレーはとてもいいアイデアだと思いました。

甲武信小屋でテント泊

甲武信小屋に着くとはじめに受付をします。

申込み用紙に名前や住所、登山ルートなど必要な事項を記入します。

登山バッチやグッズなどの販売はセルフサービスです。

説明を1通りしていただき、テント泊の敷地へ案内してもらいました。

テントサイトへの案内

山小屋下の段々になった敷地がテントサイトです。段になっているので転けないように注意!私は足が疲れていたこともあり転びました。

1人用のテントは前側の通路を空けてテントを設置します。

階段の位置が分かりづらいので、明るい内に場所をしっかり覚えておいてください。

私は暗くなってから、トイレに行くのに階段の位置が分からず迷いました。ヘッドライト、無ければ懐中電灯は必須です。

テントの設営

私のテントは2人用だったので敷地は1番端っこでした。隣は今日はいないから広く使っていいとのことで1区画を使えてラッキーでした。

テントを設営の際、四隅にはペグは打たずに石で固定しました。ペグハンマーは重いので持っていくか悩み置いてきましたがなくても大丈夫でした。テントの入り口に使ったペグも簡単に刺せました。

テントは明るいうちに設営し、晩ごはんを食べました。日の入りが早いので真っ暗になるので明るい内に済ませておくのがベストです!

私は4時頃にテントの設営をして、5時に夜ご飯を食べました。日暮れ前は風も吹いて寒かったので、他の人もテントで過ごしていました。

日が落ちると徐々に冷え込み、夜間はとても寒かったです。冬用のシェラフでしたが、寒くて何度か目が覚めました。シェラフを極寒用したり、ダウンのパンツをはくと対応できると思います。

山の先輩やテレビで聞いた防寒対策の方法を記載しておきます。

防寒対策
  • ナルゲンボトル(トライタン)にお湯を入れて湯たんぽ代わりにする→キャンドゥでも購入できます
  • ダウンの上下を着る→ダウンはかさばらなくて便利
  • 対処方がない時→非常時にはザックに足を突っ込むという手も…

テントの設営の様子を動画にしました。メーカーによって多少違いはありますが、参考にしてください(*ˊᵕˋ*)

甲武信小屋から朝焼けを眺める

テントサイトからはご来光が見れないため、朝5時半頃に山小屋の前にはたくさんの人が集まっていました。

少しずつ空が赤みを増し山の向こうから太陽が顔を出しました。とても美しい光景でした。

太陽が明るくなると朝ご飯を食べ、テントを畳む人も増えてきました。

テントには夜露や結露がついるのでザッと水分を拭き取りながら、テントを片付けました。雑巾にしてもいいようなタオルを持参すれば便利です。

山小屋にある荒川水源の碑

甲武信ヶ岳は千曲川、荒川、笛吹川の水源の地です。山小屋の敷地には荒川水源の碑がありました。

まとめ

山梨県と埼玉県、長野県の県境に位置する甲武信ヶ岳の山小屋「甲武信小屋」でテント泊をしました。

1日目はメインコースの信濃川千曲川水源地から甲武信ヶ岳を登り、2日目は三宝山を登るルートから下山しました。

長距離なので身体への負担も少なくなるし、満天の星空やご来光を拝めます。

テント泊はテントやシュラフなど重量がかさむので必要最低限を荷物を用意しました。食料はアルファ化米をメインにすぐに食べれるおにぎりなど、予定量よりも少し多めに持参しました。

甲武信小屋は水の補給ができるのでとても助かります。

10月初旬のテント泊をご紹介しました。季節によって気温も違うのですが、参考にして登山を楽しんでください。

それでは次回また、モッチャリーナ(๑˃̵ᴗ˂̵)!

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

モカリーナより♡

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