この記事は栃木県と群馬県の県境にある日本百名山の日光白根山について書いています。
こんにちは、モカリーナです♬
今回は栃木県と群馬県の県境にある日本百名山の1つ日光白根山を登山しました。
日光白根山へはロープウェイを使って標高2,000mまで行けます。駅周辺には高山植物の咲くロックガーデンや天空の足湯が無料で使用できます。また整備された自然散策コースがあるので、ハイキングが楽しめます。
私は山頂を目指しての登山をしました。七色平からは山頂に向けて積雪が徐々に多くなるので、途中からアイゼンを付けました。
アイゼンがなくて山頂までを断念する人達に出会いました。冬山にはアイゼンが必需品です。また限界森林では気候も低くなるので、防寒着も用意してください。
山の麓は紅葉の景色が楽しめ、山頂付近では初雪を見ながらの登山でした。とても美しいのですがとても寒かったです❄️
関東で1番高い冬の日光白根山登山・ロープウェイ駅登山ルート【日本百名山】【日本百名山】
日光白根山(にっこうしらねさん)は、栃木県日光市と群馬県利根郡片品村の境界にある標高2,578mの関東以北の最高峰の山です。
大展望や高山植物、美しい火口湖などの多彩な魅力を持つ名峰です。
江戸期から明治にかけて上州(現在の群馬県)では、日光白根山を『荒山権現』として祀っていました。
今回の登山は栃木県の日本百名山を2日間で2座登りました。
- 1日目 男体山
- 2日目 日光白根山
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今回は2日目の日光白根山について書いています。紅葉が美しい男体山に対して、日光白根山は山頂には積雪のある冬山でした。
- 登山日 2021年10月31日(日)
- 登山ルート 日光白根山ロープウェイの山頂駅登山口
- 登山時間 8:00〜15:00
- 登山者 主人Gさん、モカリーナ
登山ルート
<栃木県側の登山口>
- 湯元温泉登山口
- 金精峠登山口
<群馬県側の登山口>
- 菅沼登山口
- 日光白根山ロープウェイの山頂駅登山口
私は日光白根山ロープウェーで標高2000m付近まで一気に登り、山頂駅登山口からスタートしました。
山頂駅〜七色平南分岐〜日光白根山〜七色平南分岐〜山頂駅
駐車場とトイレ
日光白根山ロープウェイのセンターステーション前の無料駐車場に車を止めました。
センターステーションはリニューアルされたそうで、トイレもとてもキレイ。あったかい便座が有難い。
モンベルも出店していますので、足りないものがある方はどうぞ!アイゼンも販売されていましたよ。
登山後に温泉に入りました。ロープウェイのチケットと引き換えで700円です。
日光白根山ロープウェイ
- 全長 2,500m
- 山頂駅の標高 2,000m
- 標高差 600m
- 乗車時間 15分間
料金は大人往復1人2,000円。モンベル会員証の提示で100円引きになりました。※JAFカード提示、大手旅行会社HIS、イオンクレジットカード支払い、学割ドットコムなどで割引があります。
ゴンドラタイプで定員は8人乗りですが、コロナ禍ということもあり1グループで乗せてくれました。
ちょっと贅沢気分が味わえて嬉しい〜♬
ロープウェイ山頂駅
ロープウェイを降りる標高2,000m、雪化粧をした日光白根山がとても美しく見えました。
標高が高くてとても寒いので、防寒着が必要です。
ロープウェイは終了時間に間に合わない場合は自力で降りることになりますので、時間をチェックして乗り遅れないようにしてください。
ロープウェイを降りると「天空の足湯」が楽しめます。私の行った日はもう終了していました。ロープウェイの2021年の営業は5/22(土)〜11/7(日)で終了とのこと。
気候のいい登山シーズンには駅周辺のシラネアオイやコマクサなどの高山植物が咲くロックガーデンがあります(*’▽’*)
ロープウェイ駅登山口へ
登山口は二荒山神社の鳥居をくぐっていきます。舗装された山道でとても歩きやすいです。
山道の左手にある二荒山神社を参拝しました。
山道へは鹿よけゲートを抜けていきます。コメツガやシラビソの針葉樹の自然散策コースは、緩やかで歩きやすいです。
自然散策コース
大日如来像〜七色平〜血の池地獄〜六地蔵の遊歩道は整備されており、比較的簡単に歩けます。山頂を目指す登山者だけでなく、ちょっとしたハイキングルートがあります。
巨岩の不動岩
自然散策コースには不動岩という巨岩がありました。
大日如来像
大日如来様とは如来の中でも最高の知恵と威力の位にある神様です。山岳修練の中心には大日如来様がいて、ここ白根山でも祀られています。
自然散策コースは七色平南分岐点までで、ここから先は山道となって行きます。
七色平に行ってみた
七色平とはどんな所なんだろう?そう思っていって帰りに行ってみると広い敷地のような場所(´⊙ω⊙`)
「七色平」は清らかな世界という意味の浄土とされていた場所、赤・橙・黄・緑・青・藍・紫の虹色のような場所で、極楽浄土を行ききする人の憧れのような場所であったのでは…。(看板より抜粋)
ということだそうです。むむむっ…そういう意味があったのですね(-_-)
アイゼンをつけて雪道を歩く
登山道は所々積雪がありました。山頂に近づくにつれ雪の量が多くてツルツル滑ります。
特に斜面が危ないので軽アイゼンをつけて歩きました。アイゼンを持っていない人が危険だからと引き戻す姿を何回か見かけました。
戻りは下り坂になるのでとても危険で、立ちすくむ人を手助けしました。「山頂まで行けなくてとても悔しい〜」と言っていました。せっかく途中まで来たのにとても残念だったと思います。
冬山登山にはアイゼンは必需品ですね💦
限界森林の拓けた場所
登山道を歩いていると急に拓けた場所にでます。森林限界を超えた場所には小高い木々はなく、風が吹き抜けるのでとても寒い。
日光白根山山頂
日光白根山の山頂は吹雪いていてとても寒く、長居はできません。吹雪いているので眺望もないので、記念撮影をして即下山しました。
山頂にある祠。
山頂からの下山中、ガスが晴れて美しい山並みが見られました。
高原の駅 丸沼
センターステーションと隣接した高原の駅 丸沼で遅いランチを食べました。山頂付近は吹雪いており、下山時には雨や雪が降っていたので軽食を摂るのみとなったためです。
日光白根山の山頂とは打って変わり、食堂から見える景色は秋の紅葉を楽しめます。
黄色く色付く木ことを店員さんにお聞きしました。シラビソというのだそうです。
まとめ
栃木県日光市と群馬県利根郡にある日本百名山の1つの日光白根山を登山しました。
ロープウェイ駅登山口からは天候にもよりますが、日光白根山が美しく見えます。駅周辺には高山植物の咲くロックガーデンや自然散策コースがあり、天空の足湯も無料で楽しめます。
私の行った季節(10月末日)では山頂は積雪があり、アイゼンの携帯が必要です。また雪や雨が降っていたのでレインコートや防寒着、手先が冷たいので冬用の手袋も用意してください。
それでは次回また、モッチャリーナ(๑˃̵ᴗ˂̵)!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
モカリーナより♡