この記事は山梨県の三ツ峠山登山の紹介です。
登山は苦手だけど、美しい富士山が見たいな~!ってお考えの方はいませんか?
遮るものが無く、楽にハイキング感覚で富士山を眺められたら最高ですよね✨

でもそんな虫のいい話があるかな~!?
そんなあなたにおススメしたいのは三ツ峠山登山です。
三ツ峠山は整備された山道が続いて続いているのでとても登りやすく、三ツ峠山荘からの富士山はドーン!そして三ツ峠山山頂からの富士山はバーン!といった雄大な景色が広がります。
山梨百名山中人気No.1というのもうなずける山で、海外からの登山者ともたくさんすれ違いました。
三ツ峠山は開運山と御巣鷹山、木無山の総称です。修験道によって開かれた修験山で、今でも霊山として信仰にまつわる多くの史跡が残っています。三ツ峠山は開運山という別名を持つほどのパワースポットの宝庫です。
開運山と御巣鷹山との間にある草原は、春から秋まで花が絶えなくお花畑が広がっています。
三ツ峠山は富士山を眺めにハイキングするのにとても最適です。ぜひ参考にしてください。
富士山がバーンと見えて、ハイキング感覚で登れる三ツ峠山【山梨県】
- 登山コース 開運山〜御巣鷹山〜木無山
- 登山日 2021年4月11日(日)
- 登山者 Gさん・モカリーナ
- 登山時間 7:30〜11:30(休憩含む)
三ツ峠山とは3つの山の総称
昔から修験山として登られてきた三ツ峠山は、開運山と御巣鷹山、木無山の総称です。
一般的に開運山は三ツ峠山といわれ、最高峰の開運山は標高1,786mです。
お花畑の広がる三ツ峠山

開運山と御巣鷹山との間にある草原は、春から秋まで花が絶えないお花畑が広がります。
- 4月〜 山桜
- 5月〜 ミツバツツジ
- 6月〜 サンショウバラ
- 7月〜 オオハギボウシ
- 8月〜 フジアザミ・フシグロセンノウ
- 10月〜 (紅葉)
アクセス
〒401-0304 山梨県南都留郡富士河口湖町河口
新宿駅(中央線特快45分・1,320円)→大月駅(富士急行線55分・1,140円)→河口湖駅(富士急山梨バス25分・730円)→三ツ峠登山口
※三ツ峠登山口へのバスは平日1本、土曜・休日2本運行です。
登山ルート案内


私は開運山〜御巣鷹山〜木無山の登山ルートを歩きました。
駐車場とトイレ
登山口の駐車場
清八林道登山口の周辺には約30台ほど駐車できます。
駐車場は何ヶ所かに分かれて点在していて、駐車場スペースの他にも、道路脇などに止められる空間を見つけて止めている車も多かったです。
前夜から駐車場にテントを張って泊まり、明け方から登山してご来光を拝んでから帰る人もいました。
※2021年4月時点、駐車場には山小屋の修理をするためのたくさんの作業用の車が止まっていました。
トイレ情報

登山口のトイレ
清八林道登山口には無料のトイレがあります。3ヶ所のうち、1ヶ所のみ使用できました。
男性用の女性用のトイレは使用禁止なのは、マナー違反が原因でした。登山靴をトイレで洗う人がいて泥詰まりをしたということで、今後トイレで登山靴を洗う人がいると、使用が全面禁止になります。(貼り紙より)
山小屋のトイレ
山小屋と中腹にある公衆トイレは使用料200円、バイオトイレなので紙は流さないで下さい。

100円玉を用意してくださいね。
登山道と登山靴について

私が登山したのは4月の登山道は霜がおりていました。
ミツ峠山は整備された登山道なので歩きやすいのですが、日が高くなると霜が溶けて道はドロドログチャグチャな所が点在しています。
真っ白なスニーカーを履いてきて、泥だらけになって困っている登山者を時々見かけます。
三ツ峠山はハイキングのように登れる山ですが、できれば登山靴が望ましいです。登山靴が用意できない場合は、汚れても大丈夫な靴を履いてきてください。
清八林道登山口

登山道から登山開始〜(*´꒳`*)
…と普通に行けば、整備された登山道を通ることになります。
実はこんな所に近道があります!
何も表示はないのですが、1番小高い所にある駐車場からは10分速く行ける近道が存在します。

YAMAPをしている方は、スマホ画面で把握する事ができますが、表示がないので分かりにくいです。ピンク色の目印がかろうじてあるだけです。
ちなみに、下山の際もこの山道の案内板などはありません。普通に歩くと気が付かないです!
私は下山の際にこの山道を降りましたが、登りと下山で選ぶなら、急勾配なので下山の方がいいかなって感じです。
YAMAPをしている方は、下山の際に入り口を探してみてください☝️
整備された登山道

長い登山道には、車やショベルカーなど作業用のキャタピラカーが通ります。
なので、車が通れるように整備された三ツ峠山は歩きやすくて、ハイキング気分で登れる山なのです。
三ツ峠山荘からの富士山

三ツ峠山荘は宿泊もできます。そしてトイレは200円で使用できます。
登山靴を脱ぐのは面倒ですが、山荘内にあるトイレはキレイです。

三ツ峠山荘からの景色は、遮るものがなく富士山が美しく見えます。
富士山がドーン!って感じです。ハイキング感覚で登って、こんなにキレイな富士山が見られる山はそうそうない(^^)v
海外からの観光者にも人気で、中国からの御一行ともたくさんすれ違いました。
山小屋の四季楽園

四季楽園の裏手には公衆トイレがあります。こちらも使用料は200円。
アップダウンのある山道なのにここにも車がきているんだなと、ちょっと驚きです。

休憩所には木のテーブルとイスが用意されていて、使用料は100円です。
1番新しくできた休憩所からは開運山が望め、切り立った崖が見えています。
開運山山頂からの富士山

奈良時代に三ツ峠山は修験道によって開かれた修験山で、今でも霊山として信仰にまつわる多くの史跡が残っています。三ツ峠山は開運山という別名を持つほどのパワースポットの宝庫です。
開運山山頂はとても拓けた所にあり、NHKの電波塔も立っています。

山頂までの階段が長い~!

標高1786mの開運山山頂からは、遮るものがなく富士山がバーンと見えます。開運山からの絶景は、山梨百名山中人気No.1というのもうなずけます。
御巣鷹山の山頂

御巣鷹山の山頂には鉄塔があり、休憩所するスペースはありません。
開運山から御巣鷹山にはお花畑があるので、お花を見るために通るのがいいかも。
私のきた時期にはツツジが少し咲いていましたが、お花畑はまだありませんでした。

鉄塔の周りを囲っている鉄網に沿って回ると、木にぶら下げられた「御巣鷹山 標高1,775m」の木の看板。
山頂の目印になるものがあると、ちょっと嬉しい(*´꒳`*)
木無し山へ

三ツ峠山は3つの山の総称ということなので、木無山にも行ってみました。ところが山道に「木無山」看板が立っているだけで、山頂といった感じではありませんでした。
でも道中にロッククライミングの練習場を発見しました♬
ロッククラミングの練習場

切り立った崖には、ロープをかける大小の鉄の輪っかがたくさんついていました。
崖を覗いて見るといい感じに階段状になっていて、何回も登っては降りれるようになっています。
ロッククラミングの練習には最適な感じですが、何も装備がないと下を覗くとちょっと怖い〜💦
近道を使って下山

三ツ峠山は整備された道が続くので、富士山を眺めにハイキングがてら来るのに最適です!
でも登山をされる方には、ちょっと物足りないかもしれません。
山道を歩きたいな〜と思ったら、YAMAPで近道を探して下山してください。ここにあるのかな?という所に近道があります。

少し急勾配で山道を歩いてる気分が味わえます♪

鶏の炊き込みご飯を準備してたけど、山梨グルメを食べに行ったよ。
※メスティンの鶏の炊き込みご飯はまた後日記事にします。
ほうとうと名物かっぱめし
昼前に下山したので、お昼ご飯を食べに行きました。山梨といえば、ほうとうですよね!
ほうとうのお店は人気があるようで、休日はどこのお店も待ち時間があります。私の行ったお店の「 味処 まんぷく」は1時間待ちでした。
お店の人気メニューは天ぷらが盛りだくさんに盛られた天丼でしたが、頼んだのは山梨グルメです。
ほうとうライスセット

自家製のお味噌やお野菜、豚肉の入った味噌味のお汁には、手打ちのモチモチしたほうとうが入っています。
名物かっぱめし

香ばしく焼いた山賊風味のポークソテーに山芋のトロロが豪快に乗ったオリジナルメニューで、ツルツルと喉ごしがいい丼です。
登山後に「新倉山浅間公園」へ

春となるとニュースでよくお見かけする「新倉山浅間公園」の展望デッキは、富士山と桜と五重塔が1度に写真に収められることで有名です。
「桜まつり」では展望デッキの長蛇の列ができていました。
桜まつりの時期を外すと混み合わないので、それはそれでいいかも。紅葉の時期や、富士山と五重塔だけでも十分美しいです。
「富士山と桜と五重塔が1度で写真に撮れる「新倉山浅間公園」の桜まつり」の記事で詳しく書いていますので、よろしければどうぞ(*´꒳`*)!
合わせて読みたい!
富士山と桜と五重塔が1度で写真に撮れる「新倉山浅間公園」の桜まつり
まとめ
山梨県の三ツ峠山は開運山と御巣鷹山、木無山の総称です。三ツ峠山は開運山という別名を持つほどのパワースポットの宝庫です。
三ツ峠山は整備された山道が続いて続いているのでとても登りやすく、三ツ峠山荘や山頂からは富士山の雄大な景色が広がります。開運山と御巣鷹山との間にある草原は、春から秋まで花が絶えなく咲いています。
三ツ峠山はにハイキング気分で富士山を眺めるのにとても最適です。ぜひ参考にして、登山を楽しんでください。
それでは次回また、モッチャリーナ(๑˃̵ᴗ˂̵)!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
モカリーナより♡