日本三大墓地の1つ、対馬藩 宗家の墓所「万松院」・見所ポイント5点

こんにちは、モカリーナです。

 

この記事は長崎県対馬市の「万松院」についての紹介です。

 

長崎県対馬は九州本土と朝鮮半島の間に位置する離島で、早くから大陸との交通・軍事上の要地として開けました。

鎌倉中期からは 宗氏 が支配し、室町・江戸時代を通じて朝鮮貿易の特権を握っていました。

 

対馬の金石城西側には宗家の墓所があります。

対馬府中藩第2代藩主の 宗義成 が、初代藩主である 宗義智 の追善供養のため建立したお寺です。その後も宗家累代の菩提寺となっています。

 

お寺ではぜひ見ていただきたい、5つ見所ポイントがあります。

見落とさないで拝観していただければと思います。

 

本堂への入り口の看板にも記載されていますが、

  1. 山門
  2. 本堂
  3. 諫鼓(かんこ)
  4. 御霊屋(おたまや)
  5. 3本の大杉

です。

 

万松院は当時の姿が綺麗に残っていることもあり、山口県萩市の「萩藩主毛利家墓所」や石川県金沢市の「加賀藩主前田家墓所」とともに 日本三大墓地の1つ ともいわれています。

 

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万松院

 

万松院(ばんしょういん)は、長崎県対馬市厳原町にある、天台宗の寺院。

1615年(元和元年)、対馬府中藩第2代藩主の宗義成が、初代藩主である宗義智の追善供養のため、宗氏の居館である金石屋形(金石城)の西側に建立した。

(Wikipedia より引用)

 

万松院は対馬府中藩第2代藩主の宗義成が、初代対馬藩主 宗義智のために建立したお寺です。

対馬藩主の居城だった金石城の西側、搦手門近くにあります。

 

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搦手門付近からは、とても長〜い石段が見えます。

その階段を登ると何があると思いますか?

モカリーナも気になって、万松院を参拝してみることにしました。

 

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拝観料

 

万松院は有料です。

  • 小中学生100円
  • 高校生200円
  • 大人300円

団体割引30名以上で1割引(大人のみ)

 

御朱印をいただきたい方は先に御朱印帳を渡しておくといいですよ!

 

1、山門

 

本堂前にある山門と仁王像は過去の火災被害にはあっておらず、当時の姿のまま残っています。安土桃山式の建造物としてとても歴史的価値のあるものです。

 

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2、本堂

 

受付を済ませてから本堂へ入ることが出来ます。

 

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万松院の本堂は過去に何度か火災によって消失しており、現在の本堂は明治12年(1879年)に建造されたものです。

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3、諫鼓(かんこ)

 

境内には諫鼓(かんこ)があります。

目上の人の過失などを指摘して忠告することを諫言といい、その際に打ち鳴らすのがこの「鼓」だそうです。その鼓の上に鳥がいることは、諫言する必要が無く善政が行われていることを意味するそうです。

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4、御霊屋(おたまや)

 

百雁木とよばれる石段

 

本堂からは百雁木(ひゃくがんぎ)とよばれる123段の石段があり、そこを上ると墓所である御霊屋(おたまや)があります。

 

一見大変そうに思える長い階段も一段一段は緩やかで、上ってみると緑が清々しく空気も気持ちいいです。

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中御霊屋

 

中御霊屋は藩主の側室や童子の墓が祀られている墓域です。

百雁木の中程東側に中御霊屋があり、上下2段で構成されています。

 

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対馬藩は十万石の格式でしたが、壮大な墓地は数十万石で大藩なみといわれています。

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上御霊屋

 

北端にある上御霊屋は、御霊屋の最も高い位置に設けられています。

 

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沢で東西に分かれた敷地には、宗家19代から32代までの藩主とその夫人や子のお墓が建てられています。

 

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19代藩主 宗義智のお墓

 

東部には文禄慶長の役で、朝鮮との交渉や戦で先陣に立った19代藩主の宗義智のお墓がありました。

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お墓は他の五輪塔とは異なり、砂岩製の宝筐印塔で江戸中期の様式を示しています。

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5、天然記念物の3本の大杉

 

3本の大杉は長崎県指定の天然記念物です。

樹齢1200年の大杉は、高さ35〜40mあります。

大きくてとても迫力がありますよ〜(*´꒳`*)

 

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御朱印

 

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まとめ

 

万松院は対馬府中藩第2代藩主の宗義成が、初代対馬藩主 宗義智のために建立したお寺です。

 

お寺の見所ポイントは5つ

  • 山門
  • 本堂
  • 諫鼓(かんこ)
  • 御霊屋(おたまや)
  • 3本の大杉

です。

 

伊達家、前田家と並んで日本三大墓地の1つと言われる対馬宗氏の墓所である万松院は、広大な土地に墓石が荘厳な雰囲気で佇んでいます。 

※2019年10月19日の記録です。

 

それでは次回また、モッチャリーナ(๑˃̵ᴗ˂̵)!

 

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

モカリーナより♡

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