こんばんは、モカリーナです。
この記事は大分県の宇佐神宮の紹介です。
宇佐神宮は全国44.000社ある八幡宮の総本社である宇佐神宮は、日本三大八幡宮の1つとして有名です。
宇佐神宮は広大な敷地で、伊勢神宮と少し似た雰囲気を持っています。
参道には白い砂利が敷き詰められ、とても美しく整備されていました。
敷地内には上宮と下宮があり、立派な楼門や屋根のついた呉橋や神池など、見所が満載です。
また全部は回りきれませんでしたが、数多くの摂社末社が祀られていました。
八幡宮といえば、先日福岡県の筥崎宮のお祭り「放生夜」のお祭りを堪能したのですが、その時に放生神事もはじめて知りました。
放生夜とは、供養のため生き物を放してやる儀式です。
宇佐神宮の放生夜では蜷貝(ニナ貝)を放つそうで、10月第2月曜を含む、土日月の3日間行われるそうです🐚
宇佐参りの後はお土産屋さんでお買い物を楽しんで帰りましょう😊
足に自信のない方でも車イスを借りて参拝できます。社殿にはモノレールで移動することも出来ますよ👍
宇佐神宮
宇佐神宮(うさじんぐう)は、大分県宇佐市にある神社。式内社(名神大社3社)、豊前国一宮、勅祭社。旧社格は官幣大社で、現在は神社本庁の別表神社。
(Wikipedia より引用)
全国に約44,000社ある八幡宮の総本社である宇佐神宮。
石清水八幡宮・筥崎宮(または鶴岡八幡宮)とともに日本三大八幡宮の一つです。
御祭神
- 一之御殿 :八幡大神 – 誉田別尊(応神天皇)
- 二之御殿 :比売大神 – 宗像三女神(多岐津姫命・市杵島姫命・多紀理姫命)
- 三之御殿 :神功皇后
いずれも上宮・下宮の両方に祀られています。
主な祭祀と特殊神事
- 鎮疫祭 2月13日
- 例祭 3月18日
- 御田上祭 6月の第4日曜日
- 御神幸祭(夏越祭) 7月31日〜8月2日
- 仲秋祭(放生夜) 10月スポーツの日、前日、前々日の三日間
- 神能 10月21日
宇佐神宮仲秋祭
宇佐神宮の祭祀儀礼の1つに放生夜があります。
放生会では八幡大神が神輿に乗って、宇佐神宮から和間の浜に建てられた浮殿に神幸し、最終日に宇佐神宮へ戻ります。
<行事の由来>
720年に起きた隼人の反乱が起きた際、朝廷軍と共に八幡神が鎮圧して以降宇佐に疫病や凶作などが続き、隼人の霊の祟りだと信じられていました。
その霊を慰めるために仏教の殺生戒に基づいて生き物(蜷貝)を放って供養する放生会がはじまり、全国各地に広まったと言われています。
神社参拝
上宮本殿 (一之御殿、国宝)
2棟の切妻造平入の建物が前後につながった形の八幡造の建物。
一之御殿、二之御殿、三之御殿はいずれも国宝。
御神木
御神木の楠。
願掛けひょうたん絵馬
ひょうたんは古来より災難を祓い、あらゆる願い事を叶えて、幸福をもたらしたと言われています。
宇佐神宮の御祭神、神功皇后は子供に自身の母乳をひょうたんに入れて与えたと伝えられています。
大元神社遥拝所
宇佐神宮奥宮の大元神社遥拝所。
左側に見える山が御許山の馬城峰です。
宇佐神宮発祥の地として大元神社が鎮座し、毎月祭祀が厳修されています。
南中楼門(勅使門)
お賽銭を収めた後は階段をゆっくり降り、
「ニ礼 四拍手 一礼」の作法にて拝みます。
下宮(御炊宮)
嵯峨天皇の勅願により創建。
上宮からの分祀で、祭神は上宮と同じ3柱です。
「下宮参らにゃ片参り」といわれています。
ぜひ下宮もお詣りくださいね〜✨
兆竹(さましだけ)
神事や豊穣など、国家の大事を決断する占いを亀甲を焼いて占っていました。
その亀甲を冷ましたのが、下宮の竹です🐢!
西大門 (さいだいもん)
安土桃山時代の様式の門。
呉橋(くれはし)
西参道途中、屋根のついた神橋。鎌倉時代以前からあるとされ、呉の国の人が掛けたという伝承がある。県指定文化財。
昭和初期まではこちらが表参道だったそうです。
とても美しい橋です✨
正面から見ると建物に見えました。
この橋の横には普通の橋があって、境内にはいれます。
社務所に行くのに、距離がとても近いです。
南大門
階段の傾斜が急なため使用されていません。
この門の脇から、足の不自由な方のためのモノレールが出ています。
宇佐鳥居
佐古来の形式・規格をもつ鳥居として有名です。
台輪を柱上に置いていて(左右の柱上にある黒い台輪)、額束(中縦部分に四角い神社の名前などをしたためたもの)が無いのが特徴と言われています。
池
初沢の池の原始蓮
初沢の池に生える原始蓮は、昭和48年に東大阪市の井上正治氏より奉納されたものです。
この原始蓮は元々は生駒山西麓に自生していましたが、絶滅危惧種に指定されてました。
毎年6月下旬から9月中旬まで、美しい薄桃色の花を咲かせます。
菱形池の蓮
摂末社
若宮神社(国指定重要文化財)
その他の神社。
お土産屋さん
駐車場からの参道にはあるお土産屋さん。
名物の宇佐もちは300円。
甘くて素朴なおもちは日持ちもします。
御朱印帳
御朱印は300円を納めて書いていただきました。
期間限定ですが、500円を納めると鬼朱印という特別な御朱印をいただきけますよ〜👹
まとめ
日本三大八幡宮の宇佐神宮を参拝しました。
広大な敷地の宇佐神宮には上宮と下宮があり、美しい朱塗りの社殿や楼門、呉橋など見所が満載です。
今回は主人Gさんの高齢の両親と旅行しました。
足の不自由な人は社務所にお願いすると車イスを借りることができます。車イスは数に限りがあるので、事前連絡をしていると安心です。
南大門まで車イスを押していき、モノレールで小高い場所にある社殿へと行く事が出来ます。
距離は数十m位なので、すぐに着きます。
モノレールは自分達でボタンひとつで操作することが出来、運営費に100円を募金として入れる箱がありました。
とても美しい呉橋の横には、境内に行ける橋があります。川には丸々太った大きな鯉や亀がたくさんいました。
ここからは社務所が近いです。足に自信のない方はこちらからがおススメです。
たくさん見所があるので、興味のある方は少し余裕を持って時間を取ってくださいね💕
それでは次回また、モッチャリーナ(๑˃̵ᴗ˂̵)!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
モカリーナより♡
神社は歩きづらいところが多いのですが、宇佐神宮は車イスで移動できるのですね。その上モノレール!素晴らしい。足が悪い人だけではなく根性がない人も乗れるともっと良いのですが(個人的に)
TOM(id:tom-oey)さん、おはようございます。
モノレールは乗ってから、自分で操作するんですよ。
ボタンを押すとゆっくりと上がっていきます。
ちょっと面白かった〜☺️
車イスで歩く道は楽なようで、距離があるのが難点です。