三柱を祀る神田明神はご利益がいっぱい!アクセス・御朱印・甘酒屋さん

この記事は東京の神田明神の紹介です。

こんにちは、モカリーナです♬

日本の三大祭りの1つ神田祭を行うとして有名な神田明神は、3つの神様を祀るご利益がたくさんある神社です。

大きな石門を潜ると豪華な隋神門ががあり、立派な社殿が見えてきます。

境内には日本一大きなだいこく様や金色のえびす様と他では見られないお姿の石像や石碑の数々。

文化交流館EDOCCOではたくさんのお土産屋さんが並んでいます。参拝後には参道にある甘酒などを堪能するのも楽しみの1つです。

この記事では神田明神の御神祭やご利益、エピソード、境内の見どころ、参道にあるお店について書いています。参考にしていただければ嬉しいです♪

三柱を祀る神田明神はご利益がいっぱい!アクセス・御朱印・甘酒屋さん

神田明神は東京都千代田区にある神社で、正式名は神田神社です。

神田祭を行う神社として知られており、神田、日本橋、秋葉原、大手町、丸の内など108か町会の総氏神です。

神田祭とは神田明神で5月中旬に行われる祭礼のことで、以前は旧暦の9月15日に行っていました。

この神田祭は「神田明神祭」とも呼ばれ、山王祭(江東区)、深川八幡祭と並んで江戸三大祭の1つとされて、また京都の祇園祭、大阪の天神祭と共に日本の三大祭りの 1つにも数えられています。

神田明神へのアクセス

公共交通機関

  • JR:中央線・総武線「御茶ノ水駅」(聖橋口)より徒歩5分/京浜東北線・山手線「秋葉原駅」(電気街口)より徒歩7分
  • 東京メトロ:丸ノ内線「御茶ノ水駅」(1番口)より徒歩5分/千代田線「新御茶ノ水駅」(B1出入口)より徒歩5分/日比谷線「秋葉原駅」より徒歩7分/銀座線「末広町駅」より徒歩5分

車でお越しの方

無料駐車場が約10台分あります。神社正面の鳥居をくぐり、随神門右側の脇門より入ります。

Gさん
Gさん

神田神社は24時間営業しています。

神田明神の後祭神とご利益

えびす様

神田明神の後祭神は3柱を祀っています。

後祭神とご利益
  • 一ノ宮 大己貴命(オオナムチノミコト)だいこく様のことで縁結びの神様=国土開発、殖産、医薬・医療に大きな力を発揮され、国土経営、夫婦和合、縁結びの神様として崇敬されています。
  • 二ノ宮 少彦名命(スクナヒコナノミコト)えびす様のことで商売繁昌の神様=商売繁昌、医薬健康、開運招福の神様です。
  • 三ノ宮 平将門命(タイラノマサカドノミコト)まさかど様は除災厄除の神様=平将門公は、承平・天慶年間、武士の先駆け「兵(つわもの)」として、関東の政治改革をはかり命をかけて民衆たちを守ったお方です。

平将門のエピソード

神田明神を崇敬する者は千葉県成田市の成田山新勝寺を参拝してはいけないというタブーがあります。

これは朝廷に対して叛乱を起こした平将門を討伐するため、成田山新勝寺で乱の鎮圧のため僧・寛朝が動護摩の儀式を行わせたことによります。つまり新勝寺参拝は将門を苦しめるとされているからです。

平将門命は、疾病が流行しこれが将門の祟りであるとされたため供養が行われ、延慶二年(1309年)に相殿神として祀られました。

中山道沿いにある石鳥居

豪華な随神門

1975年に昭和天皇御即位50年記念として再建された随神門は総檜造り、入り母屋造りの二層建てです。

朱色や金で彩られた豪華な門には、四神(朱雀・白虎・青龍・玄武亀)が飾られています。

門の両側には松下幸之助さんが寄贈した神様が祀られていました。

御社殿

江戸時代初期に豪華な桃山風社殿、天明2年(1782年)には権現造りの社殿が造営されましたが、1923年の関東大震災で焼失しました。

現在再建された本殿・拝殿は木造のように見えますが、1934年に当時としては珍しい鉄筋コンクリートで権現造りをもして再建されたものです。

そのおかげか東京大空襲の際には、焼夷弾が落ちても焼失を免れたということです。

本殿・拝殿は国の登録有形文化財(建造物)です

筋肉隆々の狛犬は拝殿に背を向けて座っています。通常は2匹の狛犬は向かい合っているので、とても珍しいです。

境内にある9つの摂社末社

神田明神の境内には9つの摂社や末社があります。本殿を参拝した後、参拝してみてはいかがでしょうか。

合祀殿(旧・籠祖神社)、末廣稲荷神社、金刀比羅神社、三宿稲荷神社、浦安稲荷神社、江戸神社、大伝馬町八雲神社、小舟町八雲神社、魚河岸水神社

境内にある石像・石碑

日本一大きなだいこく様の石像

一ノ宮に祀られているのは大己貴命、七福神の一柱として有名なだいこく様です。

縁結びの神様で国土開発、殖産、医薬・医療に大きな力を発揮され、国土経営、夫婦和合、縁結びの神様として崇敬されています。

ブルーと小さな金色のえびす様像

二ノ宮に祀られているのは少彦名命、七福神の一柱として有名なえびす様です。

商売繁昌の神様でご利益は商売繁昌、医薬健康、開運招福です。

手のひらに乗るような小さな神様「少彦名命の神話」がモチーフになったこの像は、2005年に元東京芸術大学学長で金属工芸作家の宮田亮平さんによって作成されました。

少彦名命の神話とは…えびす様は海のかなたから小さな木の実の舟に乗って来臨され、大きなだいこく様と力を合わせ日本という国をお作りになったそうです。

彫刻の後ろ壁面に見える絵画は青色の表現にこだわり抜いた抽象画、松井守男作の「Blue・Bleu・ブルー」です。

再建された獅子山

滝が流れ落ちる立派な「獅子山」は関東大震災により失われました。そして1989年(平成元年)に獅子山と子獅子が再建されました。

3匹の石獅子は谷底へ突き落とした子獅子を親獅子が眺めるような構図になっています。

山頂の夫婦の岩獅子は江戸時代から現存しているもので、1991年4月 1日に千代田区指定文化財に認定されています。

銭形平次碑

昭和6年に野村胡堂さんが「文藝春秋オール讀物號」で執筆した「金色の処女(こんじきのおとめ)」これが『銭形平次捕物控』のはじまりです。

それ以後26年間てわ長編・短編あわせて383編を執筆されたそうです。主人公の銭形平次こと岡っ引の平次は、神田明神下に住むという設定でした。

昭和45年12月に有志の作家と出版社とが発起人となって、銭形平次の石碑が明神下を見下ろす場所に建立されました。横には「ガラっ八」の碑もあります。

御神馬のあかりちゃん

境内で飼われているご神馬・神幸号「あかりちゃん」。

あかりちゃんは信州佐久高原生まれの牝馬で、「あし毛」といわれ白毛が歳をとるごとに増えて白馬になるそうです。

あかりちゃんは神田明神の「明」からとったお名前で平和な世を願う意味が込められています。

モカリーナ
モカリーナ

あかりちゃん、白馬になるんだね。

神田明神の御朱印帳と御朱印

神田明神のとてもキレイな朱色の御朱印帳と御朱印です。

御朱印は文化交流館EDOCCOでいただけます♪

参道のお店屋さんの美味しいもの

自家製米麹で作る人気の天野屋の甘酒

1846年(弘化3年)に創業された「天野屋」さんは老舗の甘酒屋さんで、神田明神の芝崎納豆や塩糀なども作っています。

天野屋さんでは地下の室で作った自家製米麹を使った自然の優しい甘みの甘酒が楽しめます。お持ち帰りもできますが、お店で注文するともろみ味噌が付いてきます。

紙コップで提供され、店先で甘酒を堪能する姿が印象的でした。

またお店は「景観まちづくり重要物件」にも指定されています。

江戸時代から創業の三河屋綾部商店の甘酒

江戸時代初期から営業している「三河屋綾部商店」さんは、徳川幕府の御用商人として徳川将軍とともに三河より江戸に上京し、代々将軍家に味噌や甘酒を納め、また宮内庁御用達にもなっていた由緒あるお店です。

歴史あるこのお店で提供されているのが「延寿甘酒」、お茶が添えられていました。甘酒にショウガの粉を入れるとまた違った味わいになるのでおすすめです。

男性には黒い器、女性には赤い器で提供してくれ、ちょっとした心尽くしが嬉しかったです。

一緒に注文したのは酒まんじゅうは、小ぶりであつあつで2個入りです。

店内でゆっくりと堪能するのもいいですよ。

神田明神下 みやびの稲荷餅

神田明神下に江戸前料理の本店を構える高級弁当の老舗「神田明神下 みやび」さんが、参道沿いにいなり寿司専門店をオープンしました。

稲荷寿司や稲荷餅には、明治2年創業以来150年以上油揚げ卸売の「相模屋」さんの美味しいお揚げを使っています。

稲荷餅はその都度作るそうで、ほんの少し待ちます。テーブルに座って待っていると稲荷のマスコットが…お名前は「イナール」君というんだとか(*´˘`*)

甘じょっぱいお揚げさんの中に柔らかいお餅が入っていて、まるでスイーツをいただいているみたいでした。

モカリーナ
モカリーナ

参拝後に老舗そば屋さん「かんだやぶそば」に行きました。

こちらの記事も合わせてご覧ください(*´˘`*)

合わせて読みたい!

緑色の蕎麦が美しい!明治からの老舗そば屋「かんだやぶそば」

まとめ

東京都千代田区の神田明神を参拝しました。

神田明神は三柱の神様が祀られており、境内には9つの摂社末社があります。隋神門の飾りや石碑、石像なども素晴らしく見応えがあります。

参拝後は文化交流館でお土産を購入したり、参道沿いにある甘酒を飲むのも楽しみの1つです。

それでは次回また、モッチャリーナ(๑˃̵ᴗ˂̵)!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

モカリーナより♡

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