この記事は東京都八王子市にある高尾山について書いています。
こんにちは、モカリーナです♬
東京都から約1時間とアクセスが良く登山ができる高尾山は、世界一の登山者数で老若男女に愛される山です。
徒歩でも2時間ほどで登山ができて色々なルートを組み合わせて登山を楽しめます。またリフトやケーブルカーでも登ることができます。
山の上にはお寺があり登山者だけでなく、観光客もたくさん参拝に訪れます。お食事処もたくさんあるので飲み物や食事の心配をしなくていいのも魅力の1つです。
私は高尾山薬王院を通るルートで登山を楽しみました。このお寺にはたくさんの天狗様がいらっしゃいました。
この記事では高尾山の登山ルートや高尾山薬王院を通るルート、高尾山登山について書いています。
世界一登山者の多い高尾山登山!高尾山薬王院を通る人気のルート【東京都】
高尾山(たかおさん)は東京都八王子市にある標高599mの山で、古くから修験道の霊山とされてきました。
明治の森高尾国定公園、東京都高雄陣場自然公園に位置し、都心から約 1時間というアクセスの良さやリフトやケーブルカーを使って気軽に登山できることから、たくさんの観光客や登山者が訪れます。
年間の登山者数は約260万人を超え、世界一の登山者数で老若男女が楽しめる山です。
- 登山日 2023年3月19日(日)
- 登山時間 11:30〜15:30 昼食・観光含む
- 登山ルート 1号路(一部6号路)
- 登山者 主人Gさん・モカリーナ
高尾山のケーブルカー・リフト
ケーブルカーとリフトの料金
ケーブルカーとリフトの料金は同額です。
片道 | 往復 | |
大人 | 490円 | 950円 |
小人 | 250円 | 470円 |
- 中学生以上は大人料金となります。
- ケーブルカーは小学生から小児料金となり、未就学児は大人1名につき1名無料です。
- リフトは3歳から小児料金となり、3歳未満の小児は大人1名につき1名無料です。
※詳しくはこちらをご覧ください→高尾山登山電鉄
ケーブルカー(清滝駅 ⇔ 高尾山駅)
ケーブルカーは最大で135人を一度に運ぶことができ、乗車時間は片道6分ほどで15分間隔で運転しています。
最急勾配は31度18分でケーブルカーの線路では日本一の急勾配となっています。
リフト(清滝駅 ⇔山上駅)
リフトは2人乗りで片道12分ほどで運行しています。
犬・猫などのご利用はケーブルカーをご利用ください。
高尾山の登山ルート
山頂への登山ルートは整備されていて、色んな登山ルートを組み合わせて楽しむことができます。山頂までの所要時間は徒歩で1時間半〜2時間程度です。
- 1号路(表参道コース)- 登り1時間40分 下り1時間30分(3.8 km)
- 2号路(霞台ループコース)- 1周30分(0.9 km)
- 3号路(カツラ林コース)- 登り1時間 下り50分(2.4 km)
- 4号路(吊り橋コース)- 登り50分 下り40分(1.5 km)
- 5号路(山頂ループコース)- 1周30分(0.9 km)
- 6号路(琵琶滝コース)- 登り1時間30分 下り1時間10分(3.3 km)
- 稲荷山コース(尾根コース)- 登り1時間30分 下り1時間10分(3.1 km) 他
私は今回 1番ポピュラーな1号路(表参道コース)を登山し、下りは一部琵琶滝見ながら下りました。
高尾山口駅〜登山道へ
京王電鉄高尾線の最終駅「高尾山口駅」は木をモチーフにしていてとてもオシャレです♪
高尾山にも同様に木をモチーフにしたトイレがあって、登山中トイレの心配をしなくてもいいので快適です。
トイレもあちこちにあってキレイです!
駅からはケーブルカー・リフト乗り場への道中はお土産屋さんが沢山あり賑わっています。
高尾山の1号路ルート登山
高尾山の1号路ルートの山道は特に難しい所もなく初心者さんでも比較的簡単に登れます。
たくさんあるお食事処やお土産屋さん
高尾山にはたくさんのお食事処があります。店内ではおそばやうどん、ラーメン、飲み物など、外食べ用にお団子やソフトクリームなどが販売されています。
飲み物や食料の心配をしなくていいのは助かります。むしろ旅の記念に食べておきたくなるし、お土産もたくさん販売されています。
権現茶屋の天狗らーめん
私はお昼に権現茶屋のラーメンと、帰りしにお団子をいただきました。
見晴らしの良いバルコニーと店内席があり、私は店内でラーメンをいただきました。
八王子市民に愛される八王子らーめんと天狗らーめんを選びました。どちらもスープはあっさり目なので、汗をかく登山者にはゴクゴク飲めてありがたいです。
オススメなのは天狗らーめん。天狗の鼻に見立てた天ぷら(魚のすり身)は揚げたて熱々でとても美味しい!豆乳スープであっさり、珍しいおかひじきという野菜が添えられていました。
高尾山薬王院へ
正式名称は「高尾山薬王院有喜寺」といい、天平16年(744年)に聖武天皇の勅令により東国鎮守の祈願寺として高僧行基菩薩により開山されたお寺です。
薬王院の名は創建当初、薬師如来をご本尊とした事に由来しています。
高尾山薬王院への参道
高尾山薬王院の参道に立ち並ぶ杉の巨木の中には樹齢700年のものもあり、東京都の天然記念物に指定されています。
天狗の腰掛け杉やたこ杉のように杉にまつわる様々な伝承があります。
たこ杉は高さ37m、目通り幹約6m、樹齢約650年の大杉で高尾山内にある飯盛杉に次ぐ大きさである。
「蛸杉」とは昔参道開さくの際、盤根がわだかまって工事の際邪魔になるところから伐採しようとしたら、一夜にして根が後方に曲折した」との伝説とたこ足に似ているところから呼ばれるようになったものである。
参道内の看板より
また高尾山では古来より高尾山信仰の特色として杉苗の奉納があります。信者の方々がご本尊に祈願され、その成就のお礼に杉苗料を納めています。
高尾山薬王院のたくさんの天狗様
高尾山薬王院で一際目を惹くのはたくさんの天狗様です。
山門を潜るとそこにはカッコいい天狗様の像!
くちばしがあるのは小天狗で別名「烏天狗」は剣術に長けており、立派な鼻を持っているのが大天狗で別名は「鼻高天狗」とも呼ばれ大団扇を振りかざし様々な奇跡を起こすことができるのだとか。
階段のうえには朱塗りの仁王門があります。
仁王門にも天狗様がいらっしゃいました。
高尾山では天平16年(744年)に聖武天皇の勅命により東国鎮護の祈願寺として、高僧行基菩薩により開山されたお寺です。その際本尊として薬師如来様が安置されたことから薬王院と呼ばれるようになりました。
本堂の前には狛犬と並んで天狗様がいます。
本堂の外壁には大きな木彫りの天狗の面があり、とても大きくて迫力があります。
でも何故天狗様がお寺にいるのかな?
天狗は御本尊である飯縄(いいづな)大権現の眷属(=従者)であるためと言われています。
薬王院の中心となる本社は飯縄権現を祀る社殿で神社です。寺院の中にある神社という形態は神仏分離以前の典型的な神社の姿の一つといえます。
本社にも天狗様がいらっしゃいました。
見晴らしのいい高尾山山頂へ
高尾山薬王院を通り抜けると程なくして、高尾山山頂(標高599m)に着きました。
山頂からは丹沢山系や富士山が眺められます。
休日だったので人がすごく多かったです。
琵琶滝を通って下山
登りと同じ1号路から下り、ケーブルカーの高尾山駅から6号路へ入り琵琶滝に向かいました。
琵琶滝は薬王院の水行道場の一つです。蛇瀧(じゃたき)・琵琶瀧(びわたき)の二滝を水行道場として一般の方に開放しています。
古くは修験者(山伏)が本格的な修行の前に、心身を清める前行として人に見せることもなく密かに修行をされたといわれています。
近年では全国から老若男女が来て瀧行をされていて、初心の方にも入瀧の作法等の指導を行っているそうです。
清滝川に沿ってさらに進むと山の斜面に、弘法大師の伝説があるとされる岩屋大師の2つの洞窟が現れました。
舗装路では赤い毛糸の帽子を被った石仏が出迎えてくれました。
よく見ると中段には七福神様もいらっしゃいました(*´˘`*)
高尾山で出会った植物
3月に出会った植物たちです。
まとめ
東京都八王子市にあるひょうこう599mの高尾山について紹介しました。
高尾山は東京都からアクセスがよく約1時間で行くことができて、ケーブルカーやリフトでも登山ができる人気の山です。
日本遺産に認定されており年間の登山者数は約260万人を超え、世界一の登山者数で老若男女が楽しめる山です。
登山ルートも色々ありルートを組み合わせて登れます。また山の上には高尾山薬王院がありお寺を参拝して観光を楽しむことができます。
それでは次回また、モッチャリーナ(๑˃̵ᴗ˂̵)!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
モカリーナより♡