この記事は福島県の日本百名山、西吾妻山の紹介です。
こんにちは、モカリーナです♬
福島県の西吾妻山登山をしました。西吾妻山の登山ルートはロープウェイ、リフト3基を乗り継いで標高1,820mまで登ります。
西吾妻山の山頂は標高2,035m、長い山道を歩く感じで山頂からの展望はありません。山頂は狭く林の一角にある感じで、記念撮影をしたらすぐに立ち去り次の方に譲ります。
なので西吾妻山は眺望というよりは景色を楽しむ山です。私は紅葉の季節に登ったので紅葉や赤い木の実、所々に咲いているリンドウの花がとてもキレイでした。
湿地にかかっている木の板は少し尾瀬の景色を思い出し、拓けた高原や石がゴロゴロした天狗岩など変化にとんだ景色が楽しめます。
紅葉が美しい福島県の西吾妻山・湿地にかかる木の道を歩く【日本百名山】
磐梯朝日国立公園に属している福島県と山形県の境界にある西吾妻山。
古くから山岳信仰の修験道の山であり、山頂北側の天狗岩には吾妻明神の吾妻神社が祀られています。
登山ルートはロープウェイとリフト3基を乗り継ぎ、リフト終点の北展望台から登山を開始します。
福島県の裏磐梯にある日本百名山を3日間登山しました。
- 1日目 【日本百名山】磐梯山
- 2日目 【日本百名山】西吾妻山
- 3日目 【日本百名山】安達太良山
合わせて読みたい!
360度眺望のいい磐梯山・初心者におススメの八方台登山口ルート【日本百名山】 紅葉の名所!初心者でも楽しめる安達太良山・奧岳登山口ルート【日本百名山】
今回は2日目、西吾妻山登山をしました。登山途中から霧雨のようなミスト状の雨から小雨の降る中、レインコートを着ながらの登山でした。
- 登山日 2021年9月24日(金)
- 登山時間 8:20〜15:00(ゴンドラ・リフト・休憩含む)
- 登山ルート ゴンドラとリフト3基を乗り継ぎ、北展望台からのルート
- 登山者 主人Gさん、モカリーナ
駐車場
グランデコスノーリゾートのゴンドラ山麓駅には100台ほど止められる無料駐車場があります。
登山ルート
裏磐梯のグランデコスノーリゾートからゴンドラに乗車→リフト3基→北展望
北展望(25分)→かもしか展望台(20分)→お花畑いろは沼→梵天岩→天狗岩→西吾妻小屋→(20分)西吾妻山山頂→梵天岩→(下山)
ロープウェイとリフトに乗る
ロープウェイとリフト3基にのって北展望台まで行きました。乗車時間は1時間ほど乗っています。個々に買うと割高になるので、まとめて買うのをオススメします。
乗車料金
ロープウェイ・リフト往復共通点は当日限り有効で、大人3,800円です。
ロープウェイに乗る
ロープウェイで標高1,350mの天元台高原まで登ります。
車窓からは秘湯の一軒宿や新高湯温泉、東北のアルプス「飯豊連峰」の山並みが望めます。
天元台高原
ロープウェイに乗って標高1,350mの天元台高原駅まで登りました。駅から出るとすぐに「天元台神社」があります。
冬場はスキー場ということもありとても拓けています。
天元台高原のレストラン白樺では、山形名物のいも煮汁が食べられます。時間は14:00までとのことで、私は間に合いませんでした。
いも煮汁食べたかったな~💦
リフトに乗る
リフトを3基乗り継いで北展望に向かいます。時間はリフトだけで30分以上はかかります。標高が高くなるにつれ紅葉は色鮮やかになり、ガスってきます。
- しらかばリフト山頂駅 標高1,450m
- しゃくなげリフト山頂駅 標高1,590m
- つがもりリフト山頂駅 標高1820m
ジッと座っているので少し肌寒く、標高も上がるので羽織る物を持っていってくださいね。
北展望台登山口
リフト終点では男子と女子で1つずつトイレがあります。北展望台から景色は残念ながらガスっていて望めませんでした。
湿原にかかる木の板の道
湿原に木の板の道を歩いて進んで行きます。
湿原の上にかかる木の板を歩いていると、尾瀬に少し似ているな〜と思いました。
大凹のお花畑
景色が拓け、とても清々しい景色が広がっています。
岩場をどんどん登っていきます。
大凹の水場
凸凹の石を進んでいくと「大凹の水場」がありました。透明なクセのないお水でとても美味しい。
梵天岩
小高い場所に大石がたくさんある梵天岩。
天狗岩
天狗岩は分岐点になっています。
梵天岩周辺はとても広く、ガスっていると道に迷いそうになります。岩に付けられている印の赤点と木を目印を覚えておくと便利ですよ(*´꒳`*)
ゴツゴツした岩の間に紅葉が映えて、とても美しい光景です🍁
西吾妻小屋
西吾妻小屋は無人の避難小屋で、収容人数40人が寝泊まりできます。
無人の避難小屋なのに珍しくトイレまで設置している有難い山小屋です。
西吾妻山の山頂
標高2,035mの西吾妻山の山頂に到着!
でもここには三角点もなく展望もありません。周りは木々に囲まれた猫の額ほどの空間です(^◇^;)
長居することもできないので、そそくさとこの場を後にしました。
後は天狗岩まで進み来た道を戻っていきます。
下山中に霧雨〜小雨が降ってきました。長い道のりなので、レインコートを着ました。
たとえ数時間といえずっと歩き続けるので、雨が染み込まない通気性がよいレインコートやザックカバーも用意していると助かります。
レインコートは防寒着にもなりますよ。
山で出会った植物
天元台高原では菊科のお花、山に入ると紅葉や赤い木の実が楽しめます。リンドウの花が咲いていて、もう終わりかけでしたがとてもキレイでした。
二本松にある岳温泉のホテル「mt.inn」
二本松市の岳温泉にはアクティビティ好きなホテル「mt.inn」(マウントイン)があります。
キッチンやダイニングスペース、オシャレなBarなどもあり、温泉を楽しむことができます。
私の泊まった部屋は和室なのですが、木の2段ベットが設置されていて、遊び心満載のホテルです。
若い人向きなのかな〜と思っていると、意外にも年配の方もたくさんいましたよ(*´꒳`*)
翌日はここから近くのにある安達太良山登山をします。
まとめ
福島県の日本百名山、西吾妻山登山をしました。
西吾妻山は山頂からの眺望はなく木々に囲まれた一角にあります。
眺望を楽しむ山というより湿地にかかる木の板や広々とした高原、石ころの転がる拓けた場所と変化にとんだ山です。それに加えて秋の紅葉が加わるととても美しくです。
それでは次回また、モッチャリーナ(๑˃̵ᴗ˂̵)!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
モカリーナより♡