国内国内こんにちは、モカリーナです。
福岡県飯塚市「いいづか雛(ひいな)のまつり」は全会場で約10000体のお人形を飾っています。
2月23日に17会場のうち、旧伊藤邸、麻生大浦荘、千鳥屋本家、商店街の4会場をめぐりました。
今回は「いいづか雛のまつり」のメイン会場となっている旧伊藤伝右衛門邸の座敷雛の紹介です。
いいづか雛(ひいな)のまつり
開催期間は2019年02月02日~2019年03月26日。
全17会場(地区)約10,000体の雛を飾っています。
旧伊藤伝右衛門邸の座敷雛
開催期間:平成31年2月2日(土)~3月26日(火)
9:30~17:00(入館 16:30まで)
入館料大人300円、小中学校100円
※駐車場300円
今年の座敷雛のテーマは「平安の夢」。
20畳の本座敷には日本一の規模を誇る座敷雛を飾っています。
1000点以上の人形と道具により、源氏物語の様々な場面を再現しています。
旧伊藤伝右衛門邸
九州の炭鉱王「伊藤伝右衛門」が暮らした大邸宅。
明治天皇の姪・歌人柳原白蓮が伝右衛門の妻として10年暮らした事でも有名です。
邸宅
敷地面積約2300坪という敷地に、部屋数25という広大な家屋。
池泉庭園
シュロの木で出来た8角形の四阿(あづまや)や、
石で作られた太鼓橋がある。
平安の夢「雛で描く源氏物語」
源氏物語の名場面を人形たちが再現しています。
蒼海波を舞う光源氏の巻きや葵祭りの車争いの巻、光源氏の四季の御殿の巻(竜頭鷁首の船遊びや胡蝶の舞など)。
約1300体のお人形が展示されています。
座敷雛
このお人形の中に光源氏がいます。
向かって中央より右側です。
光源氏
真ん中の白馬に乗っている柿色のお人形さんが、光源氏です。
色々な雛人形
古今雛
江戸時代の雛人形
明治天皇雛
松鶴殿
福寿殿
その他の雛人形
貝合わせ
<実物大>
<雛道具>
つるし飾り・さげもん
くろちくのつるし飾り(京都)
筑後鞠のつるし飾り…鞠は7本の紐に7個で計49個、
中央には2個以上つるされています。
合計51個以上。
これは「人生50年」それ以上生きようという願いが込められたもので、
鞠は50個より1つでも多くつるされました。
すが糸の鞠…すが糸(絹糸)と呼ばれるような細い絹を細くした糸で作り上げ、
色を多彩に使い幾何学的な美しい模様て作られた鞠。
旧伊藤伝右衛門邸では、お部屋のあちこちに雛人形が飾られていました。
またひな祭りの期間を過ぎても、様々な芸術的な技法を取り入れた豪邸は見所が満載です。
2階や座敷雛の飾られている本座敷からながめる庭園は、とても美しいです。
炭鉱王といわれた伊藤伝右衛門と妻の燁子の生涯を綴ったコーナーもあり、
年の差が25歳もある夫婦の波乱万丈な恋物語はとても興味深いものでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
モカリーナより♡