修験道の霊地 英彦山登山・英彦山神宮の山頂 上津宮へ【大分県】

こんばんは、モカリーナです。

英彦山は、雄大な大自然と深い歴史を持つ魅力満載の山です。

この英彦山は素晴らしい山なのですが、石段が延々と続く山です〜(;´д`)

足の鍛錬になること間違いなし!

山伏の修行の厳しさを体感できますよ(*´꒳`*)

モカリーナ登山隊は主人Gさんを隊長とし、隊員はモカリーナです。

では登山の世界にご案内しますね♡

今回は英彦山登山をしながら、英彦山神宮の社殿をご案内しようと思っています。

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英彦山

英彦山(ひこさん)は、福岡県田川郡添田町と大分県中津市山国町にまたがる標高1,199mの山である。耶馬日田英彦山国定公園の一部をなす。日本百景・日本二百名山の一つ。

また、弥彦山(新潟県)・雪彦山(兵庫県)とともに日本三彦山に数えられる。国の史跡に指定されている。

(Wikipedia より引用)

<日本三大修験山>

  • 英彦山(福岡県)
  • 羽黒山(山形県)
  • 熊野大峰山(奈良県)

<英彦山にまつわる逸話>

興味深い逸話がWikipediaにありましたよ。

  • 彦山豊前坊という天狗が住むという言い伝えがあります。「豊前坊大天狗」は九州の天狗の頭領であり、信仰心篤い者を助け、不心得者には罰を下すと言われている。
  • 英彦山北東に建てられている高住神社には御神木・天狗杉が祀られている。また古くからの修験道の霊地で、全盛期には多くの山伏が修行に明け暮れた。
  • 2014年6月30日、数日前に英彦山を研修で訪れていた柳川高等学校の女子生徒計26人が、校内で集団パニックに陥いり、霊に取り付かれたのではないかとの噂がインターネットで流れた。

旧亀石坊庭園(国指定旧亀石坊庭園)

画聖雪舟が3年間この山に留まって築いたと伝えられている日本庭園は、雪舟四代庭園の1つとされています。

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近くで鑑賞することは出来ないので、斜め撮りになりました。

豪潮の宝篋印塔

豪潮は熊本県出身の天台高僧で、人々を飢饉から救うことを祈り、19世紀初頭に2000余りの宝篋印塔を建立しました。

印塔は高さ8mほど、見上げるほど立派な大きさです。

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この印塔は廃仏毀釈、分かりやすくいえば、

仏教にまつわるものを破壊した明治時代の運動を受けたのですが、

「献灯」の文字を刻んで灯篭に改変したことで破壊されずにすみました。

とてもナイスなアイデアですね(๑˃̵ᴗ˂̵)

英彦山登山

英彦山は北岳・中岳・南岳の3つの峰があり、最高点は南岳(1,199m)にあります。

英彦山神宮の御祭神 天之忍穂耳命が、
太陽神 天照大神の御子であることから、
かつては「日の子の山」即ち「日子山」と
呼ばれていました。

嵯峨天皇の詔によって漢字一字の「彦」に改められ、
次いで900年あまりの時を経て「英(えい)」の一字を加えた、
現在と同じ「英彦山(ひこさん)」となりました。

店内護法神

この山には所々に守り神がいます。

参拝者の中に不らちな者はいないか、参道の入り口でチェックする神聖な山を守護する神です。

山内では7カ所の入り口に備えられたそのうちの1つです。

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参道の入り口にいる神様はとても小さな石仏ながらもとても迫力があり、心を見透かされているようで怖くなりましたΣ(゚д゚lll)

写真をパチリパチリ撮りすぎてはいけないでしょうか神さま〜、と怖かったんです。

石鳥居

標高720mの英彦山境内にある石鳥居をくぐり抜けると、山伏が修行した菩薩界です。

見上げると石段が延々と続いています。

さあ、登山の開始です♬

標高1,200mの山頂、上津宮を目指して行きましょう〜(≧∀≦)!

モカリーナ登山隊

  • 隊長  主人Gさん
  • 隊員  モカリーナ 

モカリーナ登山隊は富士登山をした後に、

2人とも好日山荘の山の教室で基礎学習と山登りツアーを2回体験しています。

それがどうしたと言われら困りますが、どうぞ一緒についてきてくださいね〜。

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下津宮

速須佐ノ男命・神武天皇・大国主命を祀っています。

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延々と続く石段を登っていきます。

こんな険しい山道に延々と石段が敷き詰められたものだと感心しました。

石段がある場所も、ない場所も登るのが大変。

100mごとにある案内板を見て、はぁ〜とため息がこぼれました。

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山には高い木々がたくさん生えていて、

霧が立ち上った山に天狗さんがいても、不思議ではない感じがしました。

中津宮

ガスっている中、山の五合目辺りにある中津宮が見えてきました。

霧に包まれて神々しい雰囲気。

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御祭神は

  • 市杵嶋比賣命(イチキシマヒメノミコト)
  • 多紀理比賣命(タギリヒメノミコト)
  • 多岐津比賣命(タギツヒメノミコト)

豊前國宇佐島から遷座したと伝えられる宗像三女神です。

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まだまだ続く山道を登っていくと、倒木や伐採された木々があちこちに転がっていました。

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狩籠護法(かりこめごほう)

英彦山を開山した善正上人の弟子、藤原恒雄を護法神として祀る史跡です。

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531年のこと、善正上人が英彦山山中で日田の猟師の藤原恒雄に会い、殺生の罪について説うたそうです。

しかし恒雄は猟を続け、この場所で1頭の白鹿を射ました。

その時、3羽の鷹が出現して1羽が矢を抜き、1羽が血をぬぐい、1羽がヒノキの葉使って水をたところ白鹿は生き返りました。

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それを見た恒雄は、この白鹿は神の化身なのだと悟り、善正の弟子となり名を忍辱(にんにく)と改め、英彦山神宮を建立しました。

産霊神社(むすびじんじゃ)

かつての神仏習合時代の佇まいを残した産霊神社。

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山頂までの道には石段がキレイに敷かれてありました。こんな標高の高い所まで手入れされて、大切にされてきた山なんですね〜。

上津宮

中岳の上津宮に到着しました〜(≧∀≦)

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主祭神は「正勝吾勝勝速日天之忍穂耳命」
(まさかつあかつかちはやひあめのおしほみみのみこと)

長いお名前の神様で勝の字が3つも入っていることから、勝負運の神様と知られています。

また農業や工業、産業の守り神として信仰され、金運アップのパワースポットとしても有名です。

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山頂にはベンチのある広場があり、バイオトイレも完備されていました。

山頂はビュービュー風が吹いていて寒いです。

霧がふと晴れました。

まだガスってはいますが、空気が透き通っていて清々しい気分になりました。

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昼食もたっぷりとったし、さあこれから下山です。

登山をしてみて

英彦山は湿気が多く、苔むしたところが多い山でした。自然災害・強風・雨・霧などの影響で、山道にある鳥居も上部が落ちていました。

上津宮も屋根や壁もかなり傷んでいました。

登山するだけでも大変な場所に、保存修理のための資材を運ぶことは大変です。

後世に残していきたいとお寺側も寄付を募っているようですが、保存修復するには数十億円かかるそうです。

先代の残した貴重な財産を守ることの難しさを感じました。

それでは次回また、モッチャリーナ(๑˃̵ᴗ˂̵)!

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モカ布より

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

モカリーナより♡

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