こんばんは、モカリーナです。
大分県日田市の豆田町。この町はまるで江戸時代の町にタイムスリップしたかのようです。
町を散策すると江戸時代の商家や土蔵がたくさんあり、古い町並みが保存されています。
「豆田町まちづくり歴史交流館」は無料公開されていて、豆田町の建物の特徴や歴史を知ることができます。
今回は建物も風景もレトロでお洒落な豆田町をご紹介します。
モカリーナは主人Gさんとバイク2人乗りで大分県旅行をしました。
1日目は英彦山登山、2日目は耶馬渓などの観光、最終日はこの豆田町観光からのスタートです。
豆田町伝統的建造物群保存地区
豆田町(まめだまち)は、大分県日田市市街地北部の花月川沿いにある地区。江戸時代以降に建てられた建築群が現存し、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている。
(Wikipedia より引用)
豆田まちづくり歴史交流館
大豆田まちづくり歴史功留館は、日田市豆田町の伝統的建造物群保存地域の中心部に位置しています。
江戸期に町年寄を務めた中村家の敷地後です。
旧古賀医院診療所棟
「豆田まちづくり歴史交流館」である「旧古賀医院診療所棟」は正面2階に半円窓を設けた洋風建築です。
公開無料の建物で中に入ると職員さんが受付をしてくれ、簡単な説明をしてくれました。
とてもお洒落な建物です。
床は滑りやすく、毎日お掃除をしているのでスリッパを履かなくてもいいですよ〜とのこと。
旧診察室は現在会議室になっています。
また旧レントゲン室は展示室になっており、発掘調査で発見された以前の建物の礎石を見ることができます。
2階に置いてある展示物のことをお聞きすると、瓦が豆田町らしいものだと教えてくれました。瓦の真ん中が四角く切り取られているものです。
これは豆田町が間口の広さで税金をとっていたためで、間口を狭く設計したために家の中が暗くなります。明かり取りのために作られた瓦です。
部屋の中に明かり取りの窓があるのも豆田町の特徴だということです。
豆田町には「旧船津歯科」もあり、そこも無料見学できると言うことを教えていただきました。
その建物にバックパッカーの方が素泊まりさせてほしいとお願いされるほど素敵な建物だとお聞きしました。
離れ座敷
古河家の客用座敷として建てられたもので、昭和初期の富裕層の住宅離れ座敷としての形式を残す貴重な建物です。
旧船津歯科
この建物は大正3年の建築当初は4軒棟続きの長屋でしたが、昭和3年に歯科医院として洋風建築に改造され昭和18年に3階部分が増築されました。
外壁はモルタル掃き付きのドイツ壁、装飾的な窓桟などモダンな印象です。
中に入ると昭和レトロな雰囲気で、とても美しい。ここに泊まりたいと言った方の気持ちが分かりました。
歯科は明るい方が診療しやすいので、2階を診療室にしたそうです。
部屋の中には明かり取りの窓がありました。
草野家住宅 (有料)
国指定重要文化財の草野家住宅を見るには入場料が必要です。入場すると案内人がつき説明していただけます。
写真撮影は不可、お庭だけは撮らせてくれました。
日田の草野氏は古くは古代筑後国の領主であり、時を経て子孫が豆田町に屋敷を構えました。
建物や展示物の説明をカセットテープや口頭でしてくれました。
1番大きな座敷では季節によって展示物が変わります。
- 桝屋のお雛祭り ( 2月〜3月)
- 端午の節句と武者人形 ( 4月〜5月)
- 祇園祭と夏祭り (7月)
- 掛屋の秋と煎茶文化・天領まつり( 10月〜11月)
隣の建物は修復中。修復は建物を解体して更地にし、傷んだところを補修しながら建て直していくとのこと。
囲いの中を覗くとバラバラになった木の板。
ここまで分解してまた組み立て直していくんですね。とても驚きました。
長福寺本堂
国指定重要文化財の長福寺は、九州最古の真宗寺院様式の建物です。
敷地内に入れませんでした。
岩尾薬舗 日本丸館
岩尾家住宅は国登録有形文化財、明治後期改築された建物です。
町を散策
商店街にはレトロな和小物を販売するお店がたくさんありました。
美味しいそうなおせんべい屋さん。
選んだのは「有明海苔」。
1番人気を店員さんにお聞きすると「有明海苔」でした。大当たり〜(≧∀≦)!
「日田まぶし 千屋」さん、このお店の近くにくるとうなぎの蒲焼のいい匂いがします。匂いにつられてお店に行くと、長蛇の列が出来ていました。
日田市の豆田町、江戸時代のレトロでお洒落な町でした。
それでは次回また、モッチャリーナ(๑˃̵ᴗ˂̵)!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
モカリーナより♡