【日本百名山】白くそびえ立つ甲斐駒ヶ岳を北沢峠より日帰り登山!駐車場・林道バス

この記事は長野県と山梨県の境にある日本百名山の甲斐駒ヶ岳登山について書いています。

こんにちは、モカリーナです♬

今回は南アルプスの北端にある日本百名山の1つ、甲斐駒ヶ岳を登山しました。

甲斐駒ヶ岳は走行距離が長く、登り降りが激しい山なので登山歴のある方にオススメの山です。

北沢峠から2つの山を越えると目指す甲斐駒ヶ岳がドドーンと現れます。白くそびえ立つ姿はとても美しく圧倒されます。

この記事では甲斐駒ヶ岳登山や駐車場、林道バスの乗り方のコツについて紹介しています。

【日本百名山】白くそびえ立つ甲斐駒ヶ岳を北沢峠より日帰り登山!駐車場・林道バス

甲斐駒ヶ岳(かいこまがたけ)は南アルプスの北端にある、長野県と山梨県にまたがる標高2,967 mの山です。

全国20座以上ある駒ヶ岳の中の最高峰です。

均等のとれた山容の名峰で、日本百名山、新日本百名山、花の百名山、山梨百名山、信州百名山、日本百景に選定されています。

甲斐駒ヶ岳は古くから信仰の対象となっており、2つの登山口のある麓には駒ヶ岳神社が祀られています。

北沢峠からのルートは2つあり、北沢峠周辺に宿泊して仙丈ヶ岳に登る事もできます。

  • 登山日 2024年8月3日(土)
  • 登山時間 6:15 ~15:50
  • 登山ルート 北沢峠の登山口(稜線ルート)
  • 登山者 主人Gさん、haruさん、モカリーナ

甲斐駒ヶ岳の登山ルート

甲斐駒ヶ岳の登山ルート

  • 黒戸尾根からのルート
  • 北沢峠からのルート(稜線ルート、仙水峠を経由するルート)

私は北沢峠から稜線ルートで山頂を目指しました。

北沢峠→双児山→駒津峰→甲斐駒ヶ岳山頂

駐車場とトイレ

南アルプス林道バスの仙流荘にあるバス停「戸台バス停」には有料駐車場があります。

【駐車料金】

  • 5日以内→1,000円
  • 5日を超えるとき →5日までごとに1,000円 

駐車場に着いたら、まずはバスの順番待ちをしましょう。夜間から順番待ちの列ができています。

トイレは水洗で洗面台もあるので、早朝は混み合いますが歯磨きやお化粧するのに便利です。

トイレ近辺に自販機もあるので、足りない場合は買い足しておきましょう。

林道バスの順番取り

チケットを取るための列(仙流荘)

バスの列は2つあり、チケットを取るための列バスの順番待ちです。

チケットを取るための列は仙流荘前に並び、チケットは券売機で購入します。

順番待ちの列には何か持ち物を置いておきます。取られてもいいような物が好ましいです。

私はシューズケースにしましたが、ストックやザック、トレッキングポールなどを見かけました。

私は午前2時前に到着しましたが、すでに順番待ちの列ができていました。なので早めに到着して車の中で仮眠をし、洗顔はトイレを利用しましょう。

駐車場から順番待ちの列までは灯りがなくて真っ黒です。

Gさん
Gさん

必ずベットライトを持参してください。

林道バスに乗る

林道バスの始発は5時半ですが、少し早めに出発します(北沢峠まで約50分)

満員になったら出発し、次々にバスはでます。

南アルプス林道バスのHPはこちらをご覧ください→こちら

北沢峠の登山口とこもれび山荘

北沢峠には仙丈ヶ岳と甲斐駒ヶ岳の登山口があります。

山小屋のこもれび山荘や少し離れた所にテントサイトがあるので、1泊2日で2座登る人もいます。

私はちょうど1年前に仙丈ヶ岳登山をしました。仙丈ヶ岳登山の記事はこちらをご覧ください。

合わせて読みたい!

仙丈ヶ岳の日帰り登山!マイカー規制のためバスで北沢峠へ【日本百名山】山梨県/長野県

林道を通り双児山へ

登山口から双児山までは景色が閉ざされた長い登山道をひたすら歩きます。

道は徐々に険しくなり岩がゴロゴロして登りにくいです。

双児山の山頂に近づいてくると景色が急に拓けます。

標高2,649mの双児山に到着しました。

駒津峰へ

駒津峰に着くと目指す山頂、甲斐駒ヶ岳が望めます。

ハイマツの細い道を通ると、再度目の前には迫力がある甲斐駒ヶ岳の白い山容に圧倒されました。

体力的にもうきつく、そびえ立つ山を登りきれるのだろうか…と。

鎖場や岩場を登り8合目へ

駒津峰からは岩場が多く、鎖場があります。

巨大な花崗岩の岩場の間を抜けて、8合目の六方へ向かいます。

六方石から白い砂礫の道へ

8合目の六方石からは直登コースと迂回路が選べます。

どちらも1時間ほどで山頂に着くとのことで、私は迂回路を進むことにしました。

振り返ると遠くに巨大な六方石が見えます。

迂回路は摩利支天の分岐近くを通り、山頂へと向かいます。

岩場には色んな種類の高山植物が咲いていて目を楽しませてくれました。

白い砂礫の道はとても滑りやすく、ズルズルと足を取られるので慎重に歩くため時間がかかりました。

甲斐駒ヶ岳山頂へ到着!

標高2,967m甲斐駒ヶ岳山頂に着きました。

広い山頂には駒ヶ岳神社や三角点などがありました。

山頂からの眺望は360度拓けています。ちょうどガスが発生し、景色は徐々に見えなくなっていきました。

昼食はコンビニで買ったおにぎり、袋が気圧のせいでパンパンに膨らんでいます。

帰りの最終バスの時間があるため、休憩もそこそこにして下山しました。

下山して北沢峠へ

来た道を下山しました。

迂回路の白い砂礫の道は美しく、そして滑りやすいのでとても危険です。

ゴロゴロした岩道でメンバー1人が足を取られ転びました。

お尻を打撲したものの致命的なケガがなくて幸いでした。

私も巻き込まれ足並みが乱れましたが、崖の手前で止まれてよかったです。

モカリーナ
モカリーナ

ストックがあると便利です!

出会った植物

8月の甲斐駒ヶ岳で出会った植物とキノコです。

信州健康ランドで宿泊

下山後は昨年仙丈ヶ岳の時にも訪れた信州健康ランドにきました。

何種類もの温泉や食事処、レジャー施設もあります。何よりもいいのがリラックスルームや仮眠室が使用できるところ。

疲れた身体を横にできるのはとても有り難く、安価なので助かります。

まとめ

今回は日本百名山の甲斐駒ヶ岳の北沢峠より登山しました。

序盤は展望のない山道をひたすら歩き、3つの山を登るためとてもキツかったです。

甲斐駒ヶ岳の山頂近辺は白い砂礫の道があり、美しさとは裏腹に歩きにくかったです。

白くそびえ立つ立つ山容の甲斐駒ヶ岳は迫力がありとても美しいです。

私の足で25,000歩、富士山の28,000歩に次ぐ歩数で、体力的にもとてもきつかったです。

参考にしていただければ幸いです。

それでは次回また、モッチャリーナ(๑˃̵ᴗ˂̵)!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

モカリーナより♡