伊勢神宮の内宮「皇大神宮」のまわり方・経路案内【三重県】

こんばんは、モカリーナです。

伊勢神宮の内宮の御祭神は天照大御神。

皇室のご先祖が地上に降臨されてから、

初代神武天皇から第 10 代崇神天皇まで皇居の中でおまつりされていました。

ではなぜ伊勢の国に鎮座したのでしょうか?

今回はその経緯と、内宮のお参りの経路案内をご紹介しようと思います。

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皇大神宮のご鎮座の歴史

  • 初代神武天皇〜第10代崇神天皇→天照大御神は天皇が皇居の中でおまつりされていた。
  • 崇神天皇→大御神をより良い場所におまつりするため、大和国の笠縫へ。
  • 第11代垂仁天皇25年→皇女の倭姫命に命じて元伊勢へ。
  • 垂仁天皇26年→伊勢国へ。伊勢国にたどり着いたとき、「この国に留まりたい」という天照大御神の神託があり、倭姫命は五十鈴川上流の現在地に祠を建てて祀り、磯宮と称したのが皇大神宮の始まり。

『日本書紀』で天照大御神は、

「この神風の伊勢の国は、遠くところから波が幾重にも寄せては帰る国である。都から離れたところではあるが、豊かな国である。この国にいたいと思う」と告げられた。

伊勢では河川の氾濫が頻発して低湿地が広がっているため、内宮は水害に遭いにくい河岸段丘上に建てられたという説が挙げられています。

伊勢神宮の内宮・皇大神宮

皇室のご祖神の天照大御神をおまつりする、わが国で最も尊いお宮です。

御祭神  天照坐皇大御神 (あまてらしますすめおおみかみ、天照大御神)

鳥居

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宇治橋

五十鈴川に架けられた木造の橋は神宮の表玄関です。

長さは101.8m、両端の鳥居は両正宮の旧正殿棟持柱をリサイクルしています。

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<参拝Point  

宇治橋の欄干に16基ある擬宝珠(ぎぼし)で、大鳥居からみて左側の2つめの擬宝珠だけピカピカテカっていて色が違います。

この擬宝珠の中には宇治橋鎮守神である饗土橋姫神社のお札「萬度麻(まんどぬさ)」が納められています。これは宇治橋の安全と、宇治橋を渡られる方の安全を祈願しているそうです。

大正天皇御手植松

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手水舎

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五十鈴川御手洗場

参拝する前に心身を清める場所です。青龍で有名な五十鈴川で、身も心もリフレッシュしてからお参りします。

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瀧祭神(たきのまつりのかみ)

五十鈴川の守り神として古くから大切に祀られています。

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御饌殿(みけでん)

神饌を調理する建物です。

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神楽殿

神楽は古代から神事に用いられてきた歌舞で、大御神の御神徳に感謝を捧げるものです。

参拝者の申し出によりご祈祷を行っています。

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由貴御倉(ゆきのみくら)

由貴御倉は神嘗祭の時に神々の食事の御料を納めています。

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御酒殿(みさかどの)

御酒殿は酒の神さまを祀っています。

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五丈殿

摂社・末社の遥祀などが行われる場所です。

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正宮(しょうぐう)

社殿の中心の正殿は4重の垣根に囲まれています。

唯一神明造りの古代の様式を伝え、茅葺きの屋根には10本の鰹木が乗せられ、4本の千木先は水平に切られています。

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正宮は石段を上がった高台に鎮座するが、写真撮影は石段の下までしか許可されていません。

御稲御倉(みしねのみくら)

神明造りの高床式の建物。

三節祭でお供えされる神田で収穫されたお米が納められています。

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外弊殿(げへいでん)

神明造りの高床式の建物。

撤下された神宝を保管しています。

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別宮・荒祭宮(あらまつりのみや)

天照大御神の荒御霊を祀る第一別宮で、荒御霊とは神の特別な働きをする状態、または神が現れた状態といわれています。

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別宮・風日祈宮(かざひのみのみや)

風の神、級長津彦命・級長戸辺命を祀る別宮です。

鎌倉時代に蒙古軍を神風を吹かせて日本を守ったご神威により、別宮に加えられました。

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御厩(みうまや)

神様の乗り物とされる神馬がいる場所です。

内宮では皇室から奉納された2頭の神馬を飼育しています。

御馬は写真を撮影されても動じることはありませんが、ストロボ撮影は禁止です。

皇大神宮御真御馬「草新号」。

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境内の動物は御馬の他に、神の使いとしてニワトリが放し飼いにされています。

四至神(みやのめぐりのかみ)

内宮神域の守り神、四至とは神域の四方を意味します。社殿や御垣はなく、石畳の上に祀られます。

<参拝Point  

ここに来る人はパワーをいただくため、手をかざしていました。

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御朱印集め

御朱印の1ページ目を一番格式の高い神さまのいる伊勢神宮の内宮用にと空けていました。

伊勢神宮に参られるのなら空けておきます、と御朱印帳を購入した時に教えていただきました。

平成も残りわずかです。

御朱印帳に平成の日付を入れて記入していただけました。

シンプルさがかえって、とても美しく見えます。

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御朱印帳は裏側に記入していってもいいようですが、墨が裏側にも染みているのが気になります。

裏側に記入しなければ、一冊目が終わります。

今では主人Gさんの方がはまっているようで、積極的に集めています。

平成の世も後残すところわずかです。

伊勢神宮の内宮でも、御即位を祝福して神宮舞楽の準備がされ、5月1日から3日まで公開されるようです。

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新たな令和の時代、平和でありますように。

それでは次回また、モッチャリーナ(๑˃̵ᴗ˂̵)!

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

モカリーナより♡

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