この記事は東京都神田にあるかんだやぶそばについて書いています。
こんにちは、モカリーナです♬
東京都の神田には純和風の落ちついた雰囲気のおそば屋さんの「かんだやぶそば」があります。
藪蕎麦の藪は元々そこに竹藪があったからで、国産の厳選そば粉を使用した上質な蕎麦やコース料理が堪能できます。
濃い目のつゆと緑色の麺、店内では短歌や俳句を詠んでいるような店員さんのご挨拶が特徴的です。
海外からの観光客もたくさんいて、一度は行ってみてほしいお店です。
緑色の蕎麦が美しい!明治からの老舗そば屋「かんだやぶそば」
東京都神田にある明治13年(1880年)創業の老舗そば屋さんの「かんだやぶそば」。
藪は江戸の蕎麦屋の老舗で、「更科 (蕎麦屋)」、「砂場 (蕎麦屋)」と並び、蕎麦御三家の一つに数えられています。
藪の由来は竹藪に囲まれたそば屋ということからなんだとか。孟宗竹の藪であったので、蕎麦の道具は多く竹細工を用いたそうです。
- 所在地 :〒101-0063 東京都千代田区神田淡路町2-10
- TEL:03-3251-0287
- 営業時間:11:30〜 ラストオーダー20:00
- 定休日水曜日(祝祭日の場合は変更あり)
- 席数1階 77席(テーブル席:73席・小上がり席:4卓)2階 20席(個室3部屋(6人・6人・8人))
座席の予約もしているよ!
私は神田明神を参拝した後に「かんだやぶそば」にいきました。神田明神の記事はこちらをご覧ください。
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三柱を祀る神田明神はご利益がいっぱい!アクセス・御朱印・甘酒屋さん
店舗案内
こちらがかつて入り口があったところです。
2001年に旧店舗の建物が東京都選定歴史的建造物の指定を受けましたが、2013年2月19日夜間に発生した火災により建物の約1/3を焼失し旧店舗を取り壊して現在の店舗を改築しました。
2014年10月20日に新店舗で営業を再開しました。街と店との一体感をもたせるため板塀を取りはらい、焼け残った釣り行燈や看板をそのまま使用したそうです。
店舗までの小道には初代堀田七兵衛翁像があります。
椿のお花がキレイ!
こちらは店舗内です。
挨拶や注文の読み上げがまるで短歌や俳句を詠むようなイントネーションでちょっと面白いです。
窓際の席は小上がり席とテーブル席があります。
ちょうど窓際のテーブル席が空いていたので、そこへ案内してもらえました。
お品書き
お品書きは「酒菜」「お蕎麦」「季節のおすすめ」「お飲み物」から選びます。
酒菜とお酒
ビールを注文すると薮蕎麦の最高傑作と言われる練り味噌がついてきました。ほんのりと辛さがあるゴボウ入りの味噌は少し口に入れるだけでお酒が進みます。
鴨ロース、天抜き、蕎麦寿司などを注文して、お酒のアテにしました。
なめこそば
私は冷たいなめこ蕎麦と注文しました。お蕎麦を注文するとそば湯が付いてきます。
お蕎麦は喉越しがよく、硬めでツルツルとしていてとてもお上品な感じです。
お蕎麦が緑色⁈
せいろうそば
せいろうそばを一枚注文しました。そば湯の急須と同じ色目の淡い黄色い和食器がとてもオシャレです。
つゆは濃いめでお蕎麦の色は緑色です。
そば湯は透明でさらさらしていて、飲むと後からふーっと蕎麦の香りがする感じでした。
お値段は合計8,500円くらいでした。
緑色の藪蕎麦の麺
「かんだやぶそば」の蕎麦は緑色が特徴です。
これは堀田七兵衛が蕎麦の味が落ちる夏の時期に、見た目だけでも客に清涼感を楽しんでもらおうと蕎麦の若芽を練り込んだのが始まりだそうです。
現在は若芽の代わりにクロレラを使っているが、緑色の蕎麦は「かんだやぶそば」の伝統のひとつとなっています。
創成期には「かんだやぶそば」の名が全国に広まると同時に緑色の蕎麦も遠国にまで知られ、全国の蕎麦屋さんの憧れのお店となったそうです。
まとめ
純和風の蕎麦屋さん「かんだやぶそば」でお昼を食べました。
明治時代からの老舗のそば屋さんで、純和風の落ちついた雰囲気やお蕎麦の緑色の麺が特徴です。
外国の方も沢山いて、お蕎麦の味を堪能しながらお店の雰囲気を楽しんでいました。
それでは次回また、モッチャリーナ(๑˃̵ᴗ˂̵)!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
モカリーナより♡