こんばんは、モカリーナです。
福岡県飯塚市で開催されている「いいづか雛(ひいな)のまつり」では、17会場で約10000体のお人形が展示されています。
2月23日に旧伊藤邸、麻生大浦荘、千鳥屋本家、本町商店街の座敷雛やつるし飾りを見てまわりました。
今回は麻生大浦荘の座敷雛や庭園の紹介します。
目次
麻生大浦荘の座敷雛
開催期間:平成31年2月23日(土)~3月3日(日)
10:00~17:00(入館 16:30まで)
入館無料
※駐車場なし
麻生大浦荘は、「筑豊御三家」 のひとつに数えられた麻生家の初代、太吉の長男、 太右衛門の住宅として建築された麻生一族の住宅のひとつです。
数寄を凝らした和風入母屋書院造りが美しい邸宅は、 大正末期に建てられたといわれています。
春と秋の年2回の開催期間しかみることができません。春はいいづか雛のまつりに合わせて、特別公開されています。
麻生大浦荘
大浦荘の門
門をくぐると、丸く刈られた立派な植込みがあります。
左手には邸宅、右手には庭園があります。
ひな祭りの時期の庭園風景。
秋の庭園は紅葉がとても美しく見ごたえがあります。
(主人Gさん撮影)
※庭園を傷つけないように、踵の高い靴は入れません。履き替え用のスリッパが用意されていました。
今年のテーマ、雛が描く「日本の物語」
今年のテーマは雛が描く「日本の物語」。
桃太郎や一寸法師などの物語12話分が六畳の座敷に飾られています。
- 太田道灌(初代江戸城を作った人)「七重、八重桜は咲けども山吹の身ひとつだになきぞ悲しさ」の場面
- 菅原道真
- 桃太郎
- 一寸法師
- 弁慶と牛若丸
- 桃太郎「お爺さんは山へ柴刈りに、お婆さんは川へ洗濯に…」の場面
- 安珍清姫
- かちかち山
- 浦島太郎
- 天女の羽衣
- 舌切り雀
- 花咲爺さん
- かぐや姫
座敷雛
子供をはじめ見にきた観光客が、親しみのある物語を1つ1つ探して楽しんでいました。
ガイドさんより、とらの巻を拝借しました。
<浦島太郎と竜宮城>
<弁慶と牛若丸・一寸法師>
座敷雛の他のお部屋にもお人形が飾られていました。
竹取物語をテーマにしたお人形。
旧伊藤邸よりもこじんまりとした麻生大浦荘。
秋の庭園の紅葉はとても美しいそうです。
座敷雛はなれ親しんだ日本の物語を、探してみるのも楽しかったです。
門から邸宅のあいだには、こじんまりとしたお土産の露店や休憩所が設けられていました。
とても寒い日でしたので、おぜんざいをいただいて帰りました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
モカリーナより♡