こんばんは、モカリーナです。
この記事は大分県の岡城跡の紹介です。
大分県竹田市にある岡城跡は、日本最強の城に選ばれ盛り上がりを見せています。
岡城跡には瀧廉太郎の銅像が建っています。
一体どんな繋がりがあると思いますか?
子供時代の瀧廉太郎は岡城跡で遊んだそうです。
「荒城の月」のこの荒れた城跡が岡城跡のことです。
岡城跡は難攻不落のお城で、断崖に建てられています。跡地には石垣や柱の跡が残っているだけですが、いい城跡でした。
廃藩置県でお城がなくなってしまって、とても残念です。
かつてはここに存在した立派な建物を思い浮かべながら、城跡を散策しました。
目次
国指定史跡「岡城跡」
岡城への登場
城中への出入りは厳しい管理体制がしかれていた。門は午前6時に開き、午後6時には閉じていた。
城内の主な門は、大手門・近戸門・下原門・太鼓櫓門などがあった。
太鼓櫓門は特に重要であり、入念に管理されていた。
(案内パンフレットより)
岡城の築城と瀧廉太郎
岡城は中世は志賀氏の居城でしたが、1594年に岡藩主中川氏の居城となります。
明治の廃藩置県に至るまで、本丸・二の丸・三の丸・西の丸などを完成させ統治しました。
瀧廉太郎は少年時代を竹田市で過ごし、荒れ果てた岡城に登って遊んだそうです。
そして明治34年(1901年)に小学校唱歌「荒城の月」を作曲し発表しました。
岡城跡散策
観覧料は大人300円を払うと、巻き物風のパンフレットと登城手形がもらえました(*´꒳`*)
大手門跡
大手門は城の正面にある門で、本来は追手門といいます。
敵を正面に追い詰めるという意味で、籠城の時に敵を正面に追い詰めて戦闘を集中させる役割がありました。
東門跡
東門跡を登ると西の丸跡があります。
案内石碑にある「近戸門跡」には行きませんでした。
西の丸
隠居後の居住地として用いられた後、公式行事、藩主の執務などにも使用され、
江戸後期には藩主の中心的な場所にもなりました。
とても広い敷地は、今は野原と化しています。
石垣が美しく残っています。
中川氏邸宅跡
本丸へ向かう道中には、城主中川氏の邸宅跡や倉跡などがありました。
本丸跡へ向かって行くと、太鼓櫓門跡が見えてきました。
太鼓櫓門跡
太鼓櫓門は城の中枢である本丸、二の丸、三の丸への関門としてとても重要で、その出入りは特に入念に管理されていました。
太鼓櫓では時を知らせるために太鼓を打ち鳴らしていました。
また火事の時には太鼓櫓と鐘楼を打ち鳴らしてお知らせする役目も担っていました。
太鼓櫓跡の上から見た風景です。
三の丸跡
三の丸は使者の間、小姓の詰所などと三十畳の広間の存在から、藩主の執務が中心的に行われた曲輪でありました。
二の丸跡
二の丸は数奇屋、月見櫓などがあったことから遊興的な曲輪でありました。
二の丸跡には瀧廉太郎の銅像がありました!!
本丸跡
本丸は天守にあたる三重櫓や御金倉のほか、藩主の住居を中心とした殿舎で構成されていました。
本丸跡には天満神社が鎮座していました。
この他にも近衛門跡や御廟跡がありましたが、行きませんでした。
まとめ
日本最強の城とされた「岡城跡」へ行きました。
断崖に囲まれたお城は難攻不落のお城でしたが、廃藩置県により取り壊されました。
跡地は石垣や柱の跡は残っており、かつての立派な建物の姿が偲ばれます。
記念催事の時に大手門跡の復元を張りぼてで作ったそうですが、保存することに許可は出なかったそうです。
瀧廉太郎の歌「荒城の月」が有名になり、荒れ果てた城跡では忍びないという声が上がり、公園として公開することになったそうです。
管理が行き届き、とてもいい雰囲気の城跡です。
受付の係りの人はとても岡城に対する愛情を持っていて、色々なお話を聞かせてくれました。
城跡は斜面になっているので、受付で竹の杖を貸してもらえます。モカリーナが訪問した時は台風後だったので、透明なビニール傘を貸してもらえました。
春は桜、秋は紅葉、冬は雪景色と春夏秋冬、様々な姿を見せてくれる岡城跡。
受付に行くと美しい岡城跡の写真が展示されていますので、是非見てくださいね。
もっとたくさんの人に見てもらい、復旧が進んで欲しいと思わせる素敵な城跡でした。
それでは次回また、モッチャリーナ(๑˃̵ᴗ˂̵)!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
モカリーナより♡
「荒城の月」には、高校卒業まで詩吟を習っていて、「荒城月夜の曲」とセットで大変お世話になりました。思い出の曲です。
こうして丁寧に説明していただくと、とても広い立派なお城だったことがよくわかりますね。
いろいろな意味で、ありがとうございました。
TOM(id:tom-oey)さん、おはようございます。
トムさん詩吟を習ってたんですね。
大学時代に詩吟を習っていたお友達が聞かせてくれたことがありますが、お腹から大きな声を出してすごいと思いました。
こちらこそいつもありがとうございます。