こんばんは、モカリーナです。
太宰府にある日吉神社には貴重な鎮守の森があり、小高い山の上に鎮座しています。
緑の中をまっすぐ一直線に続く階段、そこ景観はとても清々しい雰囲気です。
この日吉神社には豊臣秀吉が陣を張ったことで知られています。
今回は2019年4月6日、桜が美しい季節に訪れた、太宰府の日吉神社と豊臣秀吉のエピソードについてご案内します。
目次
太宰府の「日吉神社」
福岡市の山王公園の「日吉神社」に引き続き、二つ目の「日吉神社」です。
この神社は7世紀後半に創建されたと伝えられますが、史料では1128年はじめて登場します。
観世音寺と天台宗が結びついた平安時代に、観世音寺の鎮守として、滋賀県大津市の日吉神社を分霊し祀ったとされています。
祭神: 大巳貴神・大巳咋神
一の鳥居
二の鳥居と注連掛石
二の鳥居をくぐり、進んで行くと注連掛石がありました。
所々に咲いている桜が美しく、参道の緑に映えて心地よい。
石塔
左の立派な石塔は一の鳥居をくぐり抜けたところに。
右の石塔は二の鳥居を進んだところにありました。
小さな立石です。
坂本八幡神社では結界に置かれているという「がらんさま」がありました。
この神社も天台宗なので、「がらんさま」なのでしょうか。
参道の階段
緑の中に真っすぐ続く階段。
見上げる風景はとても美しかったです。
社叢
この階段の途中には市指定天然記念物の「社叢(しゃそう)」があります。(平成25年9月25日指定)
この「社豪」は、スダジイ・アラカシ・イチイガシを中心とする常緑広葉樹の森のことで、鎮守の森とも言われています。
とても立派な木々が立ちそびえています。
主人Gさんがこの立派な木をスダジイと教えてくれました。
モカリーナはお爺さんの木と勘違いしてしまったけど、ブナ科シイ属の常緑広葉樹のことだったんですね。
更に階段を上っていくと、こじんまりした敷地に社殿がありました。
本殿・拝殿
本殿は一間社流造、拝殿は正面三間、側面二間の入母屋造。(市指定文化財)
造りが丁寧で改造が少なく、市内で唯一残る江戸期の貴重な拝殿をそなえた本殿です。
この社殿は約300年前のもの。
この地に豊臣秀吉が陣を張ったことで知られています。
<豊臣秀吉のエピソード>
1587年島津を打った豊臣秀吉は、安楽寺天満宮に参詣したのち、日吉神社に陣を張っりました。
その際、観世音寺の別当は世事に疎く、豊臣秀吉の威光を知らなかったため、乗り物に乗ったまま応対してしまい、秀吉が激怒。
寺領を100町残して全て没収してしまったと伝えられています。
階段の上からはまっすぐ一直線に下が見渡せて、清々しい気分になります。
帰りしに階段を数えながら降りました。
31段降りた所にスダジイさん、そしてあと37段。
太宰府政庁跡から観世音寺へと「歴史の散歩道」を歩かれた際は、
ぜひ鎮守の森に囲まれた素敵な日吉神社にも足を運んでくださいね。
それでは次回また、モッチャリーナ(๑˃̵ᴗ˂̵)!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
モカリーナより♡
おじいちゃんじゃなくて、シイの木が濁ってジイ!
私も老木だから?!って思ってしまいました笑
はじめまして、とっきーです。
現在、岡山の記事を書いているのですが、モカリーナさんが詳しく書いているので、そちらの記事へのリンクを貼りたいと思います。何か問題がある様でしたら、コメント下さい。
私は、動画中心の記事にしますので。よろしくお願います。
とっきー(id:slab822say654)さん、おはようございます😃
お返事遅くなりすいません💦
私の記事でよろしければ、どうぞお使いください🙇♀️
ありがとうございます。
どうぞよろしくお願いします😊💕
うにげ(id:U4Q)さん、おはようございます😃
スダジイ、老木の愛称かと思いますよね。
触れてみると何かパワーがもらえる感じがしましたよ🌳